第3回アンティーク検定を終えて

 第3回アンティーク検定を受験されたみなさま、お疲れ様でした。
会場は、全館空調のみで、音と風のうるさいエアコン暖房を切った状態で行ったため、多少寒かったかもしれませんね、でも頭を働かせるためには、ほどよい温度だったと思います!?
 
 
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 3級も2級も、時間的な余裕は十分にあったかと思います。
 終了時刻の10分前になると退席できませんので、その前に退出された方もずいぶんいらっしゃいました。迷った問題はともかく、考えてもわからない問題は、最初の勘が正しい、ということも多々あります。
 

 このアンティーク検定は、西洋アンティークの世界を、多岐にわたった方向から出題をしています。
 ものの見方に精通する、というのはもちろんですが、日本のマーケット事情、世界のマーケット事情なども意識した、アンティークの世界の「生きた」知識や事情、という点において、ただ机上での勉強だけではなかなか知る事のできない事象なども問われます。
 
 でも一番大切なのは、合否や点数ではなく、あのわからなかった問題はなんだったんだろう、と、試験を通して、新しいことを知る好奇心を養うこと。できなかった問題に関しては、より詳しく知りたくなる、という習性がありますから、結果として、意識した知識が身に付くのです。試験、というと、学生時代の嫌な想い出が多い方が大半ですが、このアンティーク検定に関しては、試験は確認の場であると同時に、新しい好奇心を生み出す場でもあるのです。
  

 合否通知、および認定証につきまして、年末年始の多忙時を避け、1月中旬頃の発送、としておりましたが、採点・合否判定に関して事務局内で早めにまとまったことから、受験者のみなさまへは年内に結果をお送り致します。
 

 今回合格された方は、是非次回も、上位級を目指していただければと思います。
 

 残念ながら不合格となった方も、是非次回は合格を目指して、引き続き興味を持って頑張っていただきたいと思います。
 

 1月より、各種対策講座が開講されますので、お早めにお申込みくださいね。