日別アーカイブ: 2018年10月25日

サザビーズにてプレヴュー、マルモッタン美術館、ギマール散策

 4日目。今日はパリのサザビーズにて、昨年亡くなったピエール・ベルジェ・コレクションのプレヴューに。イヴ・サン・ローランのコレクションの大々的なオークションは2009年にグラン・パレにて開催されましたが、今回ベルジェのコレクションもプレヴューは5日間、オークションは3日間に渡って開催、注目を集めているのは間違いなし。
 

 プレヴューは誰でも入れるとはいえ、美術館ではないので予約をすることは不可能、入場に長蛇の列も予想されたので、初日の朝10時、オープンと同時に入ることにしました。この時間の研修は一応「自由時間」、希望者のみ参加ということにしていましたが、向学心あふれる全員が参加。私たちが集まっていると、すでに扉の一番前にいたマダムから「私は朝3時に起きて、南仏から来たのよ」と!
 
 


 

 今回ベルジェのコレクションの見ものはジェリコのコレクション、そしてヴァニタス。プレヴュー会場は、そこんじょらの(お金のない)美術館の展示とは比べ物にならないセノグラフィーの素晴らしさに圧倒です!
 
 


 

 午後はマルモッタン美術館にて、アンピール様式の家具や室内装飾、そして印象派の作品がなぜこの美術館に集まったのか、などを学び、近くのギマール建築散策へ。
 
 
 

 今回もカステル・ベランジェの扉の前で説明を展開していたら、住民の一人と思われるマダムが「わざと」扉を開けて、閉めるのを忘れたフリをしてくれました。「入ってよろしいのですか?」「出るときに閉めてね(ウィンク)」!運が良いです!
 
 


 
 明日はいよいよ最終日です。