いよいよ最終回、第6回読書会

 パイ インターナショナルより発売されました「西洋骨董鑑定の教科書」の出版を機に、4月より毎月1回、本書をみなさんで読みほどきながら、ときにはツッこみ、ときには批評し、原書(英語)を部分的に読んで理解したり理解できなかったり・・・といった「読書会」を開催してきましたが、いよいよ最終回となりました。
 

 今回は「コレクタブル」の章。コレクタブルとは、コレクト=蒐集するに値するもの、という意味で、その人が自分にとって価値があると思えばなんでもコレクタブルになります。グリコのおまけでも海岸に落ちている貝殻でも・・・これらはさすがに美術品とは言えませんが、それでも多くの人が欲しがれば、その価値は上がるのです。
 

 本書によれば、コレクタブルにとって大切なのは、CARDだと言います。
 

 C=Condition コンディション
 A=Age 年代
 R=Rarity 希少性
 D=Desirability 入手したいかどうか
 

 そしてさらに2つのP、すなわちProvenance(来歴)とPretty(美しさ)が加われば、それは立派なコレクタブル・アンティークになるのです・・・だそうです。
 

 今日はアンティーク・ドール、テディ・ベア、キルトやサンプラー、そしてコスチューム・ジュエリーについて、みなさんで意見交換をしながら読んでいきました。

 
 

 これらコレクタブルのアイテムも今やオークションに出品されますし、アンティーク・ドールなど何百万円もの値段がついて落札されますね。
 

 「西洋骨董鑑定の教科書」に関する読書会は、各章ごとに行ってきましたが、いったんはこれにて終了です。また機会をみて、再開したいと思っています。
 

 ご参加者のみなさま、本当に貴重な意見をありがとうございました。
 
 


絢爛豪華な明治の輸出家具

 ジャポニスム2018で、パリでは若冲展をはじめ、様々な日本関連の催し物が開催されていますが、そのきっかけとなったのは、1858年の安政五カ国の条約。これを機に日本は開国し、外貨獲得のために輸出を展開するのですが、当時日本が海外で売れるものとは、生糸と「美術工芸品」しかなかった、というのはなんとも皮肉にも誇らしいことではないですか!?
 

 10月のAEAOサロン倶楽部は、その明治輸出工芸の中でも家具に注目し、芝山象嵌、青貝細工、仙台箪笥といった明治の工芸の美が西洋でどのように受け入れられていったのか、横浜家具って?といったことをみなさんで学んでいきました。
 

 プレ・レクチャー会場は、土日は歩行者天国となって気持ちよい銀座・中央通りに面したダンヒルの中にある、リニューアルされたダンヒル・バー。以前はいかにも正統派英国バー、という古色蒼然とした重々しい雰囲気だったのですが、最近とてもモダンになりました。ここでライトランチをいただきながら(メニューはどれも絶品です!)、日本の漆がポルトガル人に見出された15ー16世紀から明治までのお話などを交えて、明治工芸の家具というものを見直してみました。
 

 そして、歩いてすぐの京橋、LIXILギャラリーで開催されている、「海を渡ったニッポンの家具〜豪華絢爛仰天手仕事〜」展の見学です。タイトルが決して大げさではなく、本当に仰天してしまうような手仕事で、見事なもの。象嵌、螺鈿、もう手の込んでいることといったら、あっぱれです。
 
 

 

 しかしながら、これだけ家具が主張していると、なんだか息詰まるなあと思うのは現代人だけではなかったようで、すでにアール・デコ、モダニズムの波が押し寄せていたヨーロッパでは、やがてこの豪華絢爛さが「派手すぎ」「下品」と捉えられるのか、はたまた日本側も同様に、伝統の詫び・寂びを見つめ直すのか、もうこのような作品は作られなくなっていきます。
 

 そのほんの短い間に海を渡った日本の家具の里帰り品を、みなさんで驚嘆しながら鑑賞しました。
 
 小さな会場ですが、他の鑑賞者も「うわぁ、これはすごい」「いやはや見事だねえ」「ひゃあ〜」と感嘆詞づくし・・・それほどまでに圧倒された作品たちでした。
 
 


第5回読書会は、銀器を語る

 8月はお休みをしていました読書会が再スタート、9月はメタルウェアを読み解いていきました。
 

 本書「西洋骨董鑑定の教科書」は翻訳書であるため、著者の文化バックグラウンドが日本人とは異なり、また普段聞き慣れない言葉も多く、「これは一般的な用語だろうか?」「これは、こう言い切るにはちょっと偏りがあるのでは?」「この翻訳は的確だろうか?」と、批判精神と共に読んでいます。決して間違いを指摘する意図ではありません。解釈は国や時代で異なっており、またかつて定説とされていたことが今では覆されてきたり、見直されてきたりしています。そもそも「本に書いてあること」を鵜呑みにしない、という姿勢が、新説を生み出すことにもつながるのですから。
 
  

 一人で読んでいると気づかなかったことなどが、みなさんであれやこれや言い合いながら読んでいると、いろいろな文化が混ざって、新しい知識が増えていく楽しさがありますね。
 

 持ち寄った銀器を鑑賞しつつ、刻印の辞典と照らし合わせて、「これは、本体と蓋の年代が2年違いだ!」なんてわかるのも楽しい発見でした。
 


鳩山会館で、様式建築を知る

 9月のAEAOサロン倶楽部は、フレンチ・ビストロでランチを食べながら、西洋建築に関するミニ・レクチャーを行なった後、鳩山会館を見学するというコースで集まりました。
 
 
 

 月1回のサロン倶楽部、春と秋の季節のよい時期には、東京近郊に残っている洋館を見学しながら、明治〜昭和初期の建築を通して装飾を学んでいこう、という試みです。
 

 西洋の中でも西欧、つまり東ローマ帝国の流れを含まない側の建築には、古典系と中世系、主に2種類の流れがありました。柱を中心とする古典系と、壁を中心とする中世系、そのどちらもが19世紀後半には西欧で等価値となり、歴史主義が起こっていました。
 

 一方、屋根の美しさを美としていた日本の建築が、海外から影響を受けた時期は大きく2つあります。1つは6−7世紀の仏教建築、そして明治〜昭和初期の西洋からの建築です。後者の時期がちょうど歴史主義の時代と重なっており、従って日本にある西洋建築は、ネオ・バロックだったり(迎賓館・赤坂離宮)、ネオ・ルネサンスだったり(東京駅)、ネオ・ゴシックだったり(大学)、といろいろな様式建築なのですね。
 
 

 その様式建築の名手と言われた岡田信一郎氏の名建築、鳩山邸。当時としては珍しい、鉄筋コンクリート造の洋館です。この時代、お屋敷を竣工する特権階級は、和館と洋館の融合を試みていましたが、鳩山邸は洋館単独型として建設され、離れに和館を建てていました。アダムスタイルの応接間など、イギリスの邸宅を思わせる雰囲気です。
 

 桜またはバラの季節(春のバラ、秋のバラと2回)に訪れるのがベストですが、剪定したばかりのこの時期は、逆に建物がゆっくり見られて、とてもゆったりした時間と空間でした。
 
 

 
 

 また「洋館めぐり」をAEAOサロン倶楽部で開催したいと思っています。
 
 


ウィリアム・モリスの手仕事ー美の追求

 8月のAEAOサロン倶楽部は、ウィリアム・モリスを取り上げてみました。みんながその名を知っている「ウィリアム・モリス」といえば、花柄などの壁紙の人、でも彼の残した功績はもちろんそれだけではありません。
 

 ウィリアム・モリスに惹かれて、モリスを訪ねての旅を何度も実行された小山ひろ子先生は、長年日本ヴォーグ社の編集をされていて、現在では出版部長を務めていらっしゃるベテランです。小山先生が実際に訪れた、一般には公開されていない場所などの写真を見せていただきながら、モリスがどんな人で、どんな時代に生まれ、なぜモリスに惹かれてモリスを訪ねての旅に至ったか、そんな個人の思いと共に、モリスについて熱く語っていただきました。
 


 

 当サロンは、堅苦しいお勉強ではなく、お茶でも飲みながら楽しく語り合いましょう、がモットーなのですが、今回はご用意いただいた資料だけでなんと26枚!年表からモリスの交友関係表から地図から、はたまた当時の社会状況を知るための、ヴィクトリア朝時代のポンドの価値に関する資料から、と研究者並みの資料一式となり、どれもがモリスを知るために大変貴重なものでした。
 

 モリスが成功した理由、小山先生は8点挙げて本サロンを締めてくださいましたが、やはり凡人には「うらやましいなあ」と思う項目があります。それはズバリ、育ちと環境がよく、また生活の糧を稼ぐ必要がなかった、という点でしょうか。ヴィクトリア朝時代、金持ちはこの上なく豊かで、貧しい人は悲惨な生活をしていた、そんな時代にアッパーに生まれアッパーを享受できた、そんな人だったのですね。
 

 現在、「ウィリアム・モリスと英国の型紙展」が現在群馬県立近代美術館で開催中ですが、本展はその後大阪、久留米、名古屋、横浜と巡回いたします。また次回は、壁紙の装飾と芸術と社会、というようなテーマで取り上げてみたいと思っています。
 
 
 
 


ヨーロピアン・ジュエリーの歴史とショーメ

 7月のAEAOサロン倶楽部は、6/28〜9/17まで三菱一号館美術館にて開催される、「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界―1780年パリに始まるエスプリ」 展のプレ講座として、ジュエリーの世界について学びました。
 

 まずはジュエリーの素材と加工についてあらためておさらいします。どこまでをジュエリーと呼ぶのか、プラチナはなぜ流行らなかったのか、金と銀はどちらが先に使われていたのか、クローズド・セッティングって?ー第7回アンティーク検定・3級に、クローズド・セッテイングについての設問がありましたね。
 

 

 そしてショーメの歴史上の重要人物について、ショーメ側(ジュエリーデザイナーや経営者)と権力者側(ナポレオン、ジョゼフィーヌ、マリー・ルイーズ、オルタンス、ウージェニーetc)からの視点で、19世紀のフランスの歴史と絡めて、たっぷりとお話いただきました。参加者のみなさまも、フランス史やフランス絵画に詳しい方も多く、いろいろな視点から見ていきます。
 

 最後に今回の展覧会の構成、見どころ、特別な用語の説明(パリュール、アクロスティック・ジュエリー、シャトレーヌ・ウォッチ、エグレットetc)などについてもしっかり解説をいただき、いつ行ったら空いている?女子割の日があるの?なんて話まで、みなさんで盛り上がりました。
 

 ジュエリーに対する価値観も、国によって、また時代によって、大きく異なっています。政変が不安定な国では、常に資産を宝石類として所持し、何かあればそれを持ってどこかに行けるようにしていたとか。お金があっても、宝飾をはじめ自分を飾ることに興味のない世代が増えている、昔と違って財力を示すバロメータとしてジュエリーはもはや時代遅れ、ティアラなんて絶対身につけることは生涯ないけれど、それを側に置いておくだけで幸せな気分になるに違いない・・・懇親会では、いろいろな意見が出ました。
 


 
 

 ヴァンドーム広場の宝飾店は、観光でパリに行ってもなかなかおいそれと入れるところではありませんが、美術展ではこうして一流の名品が(手には取れないですが)見られるのですから、ぜひ足を運んで見ていただければと思います。
 

 「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界―1780年パリに始まるエスプリ」 展
 
 


オールド・ノリタケ、煌めきの世界

 AEAOサロン倶楽部・6月の会は、日本におけるオールド・ノリタケの第一人者であり、東京藝術大学・特任教授の井谷善惠先生をお迎えして、オールド・ノリタケの世界を徹底解説していただきました。
 

 
 会場は、ご参加者のお一人の好意で特別に借りられた、素晴らしい見晴らしのゆったりした空間。ここで、井谷先生秘蔵の貴重な資料を見せていただきながら、日本の近代輸出磁器の事情、アメリカでなぜノリタケが迎え入れられたのか、当時どんな意匠が人気があったのか、などを学び、当時のノリタケの製品がいかに贅沢で、凝ったものだったのかということがよくわかりました。
 

 

 

 NIPPONと入っている銘とJAPANと入っている銘、どちらが古いのでしょう、何年まで使用していたのでしょう、なんてことも、しっかり解説いただきました。
 

 ノリタケのアール・デコのアイテムはもう市場でも高値がついていて、なかなか手に入らないものですが、今日はその中でも貴重な「デコレディ」の香水瓶をお持ちいただき、みなさんで鑑賞させていただきました。バレエ・リュスやエルテを彷彿させる原色とシャープなラインの、優雅な香水瓶にうっとり。
 

 もうすぐ、井谷先生の新著「アガサ・クリスティとコーヒー」という、何やら面白そうな本が発行されます。こちらも楽しみですね!
 
 


日本の建築から見た、アール・デコ

 AEAOサロン倶楽部5月の会は、「日本の建築から見た、アール・デコ」と題し、東京都千代田区にある学士会館を会場に、フランス料理・フルコースを食べながら、という贅沢な会を催しました。本サロンは、そっとupしたにも関わらず、あっという間に埋まってしまったため、第2回も6/16に行われます。
 

 「アール・デコと東洋ー1920-30年代・パリを夢みた時代」(2000年東京都庭園美術館)展を当時企画された、岡部昌幸先生(本「アンティーク検定」監修者)の基調レクチャーにて、当時の日本の建築事情、フランク・ロイド・ライトと帝国ホテルのおはなし、歴史主義建築と機能主義建築の違い、装飾と建築、いろいろなお話を聴きながら、美味しいお料理タイムとなりました。
 

 


 

 フランス・レストランLatinは、いわゆる今風のフレンチとは少し違って、「正統派」という言葉がぴったりかな、と思います。お料理も、奇をてらったものはなく、メイン料理は牛肉のワイン煮とかお魚のポワレなど、19世紀から食べていたであろう伝統的なお料理。サービスには、お客様は神様的なへつらいが一切なく、時には慇懃無礼に感じることもありますが、たとえば飲み物は右からサービス、料理は左からサービスして右から下げる、といった基本中の基本をきちんと守る、数少ない(今ではフランスでさえ知らない人が多い)サービスを守っています。19世紀のフランスでのレストランサービスは、給仕する名誉、給仕するエレガンスというものも存在していましたが、まさにそれを彷彿させます。
 

 またこのような、ガストロノミーと共に集まるサロンを企画してみたいと思います。
 
 
 


読書会が熱い!?

 「西洋骨董鑑定の教科書」の発売と同時に、本書を読み解いていく集まり、「読書会」が誕生しました。
 

 どこから読んでもよい、西洋アンティークの辞典的な作りとなっている本書ですが、テーマを決めて、そのテーマについて触れている箇所を読みながら、あれこれツッコミつつも、装飾美術の世界を深めていく、そんな勉強会です。
 

 当協会では、本書の監修を担当させていただきましたが、著者はあくまでも英国人のジュディス・ミラー氏、彼女の文章やその翻訳を尊重し、文意などをいじることはしていません。ちょっとわかりにくいかもしれない、という語彙に注釈を加えたり、日本語としてすでに通用している語彙表現を統一したり、そんなお手伝いをしたにすぎません。ですので、「これは、イギリス目線から見るとそうだけど、必ずしも言い切れないのでは?」とか、「これが入ってて、あれが入っていないのは、なぜなのか」と言った疑問も、実は出てきました。
 

 読書会、などとちょっと堅苦しい言い回しにしたので、通常のサロンより人は集まらないかもしれない、専門家講師をお招きして拝聴する、という形式ではなく、内輪の勉強会だから、まあ時間があって、ちょっと一緒に勉強してもいいかな、という少数参加者を想定していましたが、初回から多くの人が集まり、2回目は満員御礼となりました!
 

 第2回の家具では、椅子についてのページを読み解いていきました。西洋の室内に欠かせない、椅子・・・なのに、実はその歴史は意外とそう古くはありません。その時代の姫たちはどんなファッションだった、どんな髪型だった、だから椅子はこうでなくてはならないのではないか、いや、この時代にこの木はこの国にあったのか、当時の家具職人って、どういう身分だったの、家具職人の中にも、高級素材を扱える人と扱えない人で、職位どころか職業を表す名称まで異なっていたの、この値段なら買えないこともないわねえ、などと色々な意見を出し合い、あっという間の2時間の読書会でした。
 

 
 よく、アンティークは「偽物だった」「騙された」ということがつきもののように思われますが、そもそも骨董品の価値の解釈はさまざま、そして「本に書いてあること」が必ずしも正しい、とも限りません。もちろん出版された書物というのは、それなりに(こんなblogの文章なんかよりも)信頼に値するものではありますが、それでも数学のように正しい答えが1つだけ書いてある、というものではありません。それを十分に承知の上で、ちょっと斜め目線で、見方を変えて読んでみる、そんな「読書会」があってもよいのかも。
 

 次回第3回は「陶磁器」がテーマ、6/2(土)の夕方より行います。当初、夕方からなら、ちょっとアペリティフでも飲みながら・・・と考えていましたが、会場の規定でアルコールは禁止ですので、可愛く、ノンアルコールのアペリティフで行なっています!
 
 


サヴィニャックを見尽くす会 〜AEAOサロン倶楽部・4月の会〜

 レイモン・サヴィニャックというポスター画家を知っていますか?
 

 ミュシャ、ロートレックなどのアール・ヌーヴォーのポスター画家、またアール・デコ時代のカッサンドルなどに比べて知名度は低いかもしれませんが、「あぁ、牛乳石鹸のあのポスター!」「ペリエの、あれね!」とフランス人なら誰もが知っている、ユーモア満載のポスター画家、その展覧会「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」が練馬区立美術館にて開催しています。
 

 AEAOサロン倶楽部・4月の会は、サヴィニャックLOVEの中山久美子先生のプレ・レクチャーと、本展の見学会で行われました。
 

 レクチャー会場は、近隣カフェでお茶&タルトをいただきながら。サヴィニャックとは、どんな作家だったのか、彼がポスターに秘める思いとはなんだったのか、どんなメッセージをどんな方法で描いているのか、そんなお話を、図録を見ながら解説していただきます。
 
 

 

 

 サヴィニャックがアシスタントを務め、崇拝していたカッサンドルが最後には自殺してしまうのと対照的に、94歳まで生きたサヴィニャックの作品は、パリという20世紀の都会のウィット、ユーモアをふんだんに表しており、どれも愛らしいモチーフ、そこには強い政治的プロパガンダやイロニーといったものは見られません。実家が大衆食堂を営んでいた家庭であり、芸術家目線ではなく、一般人目線でものごとを捉えていたがゆえに、街中の広告というものの意図や効果をより理解していたとも言えるのでしょう。
 

 美術館会場は土曜日とあって、また会期の終わりに近づいていることもあり、多くの人で賑わっていました。なんと200点を越す作品数で、同館のほぼ全会場が本サヴィニャック展に当てられていました。
 
 

 現在のポスターデザイナーは、みなさんデジタル制作でしょうが、本展ではポスターの原画が数多く出品されています。グワッシュなどで描かれた原画は、それだけでファイン・アートと言える作品のレベルです。
 

 

 本展は練馬区立美術館での展覧会は4/15までですが、その後宇都宮美術館、三重県立美術館、兵庫県立美術館、広島県立美術館を巡回いたします。