academeia
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2021年4月より、協会主催によるアンティーク・スクール『アカデメイア』を(当面オンラインにて)開講しています。『アカデメイア』とは古代ギリシアにあったプラトンの学園が置かれていた地名で、その後のアカデミーという言葉の語源となったと言われています。アリストテレスがこのプラトンの学園に20年通っていたように、卒業のないスクール、いつでも誰でも入れていつまでも学べる、先生も生徒もなく皆で学び追求していく、そんなスクールを目指しています。
「読書会:『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』第3期」
< Masterpieces and Bible Vol.3 >
2023年7月から始まった読書会もいよいよ最終シリーズ。今期は有名な聖人やキリスト教美術の定型的な主題を見ていきます。サンタクロースのモデルになったのはだれ?三島由紀夫がお気に入りだった聖人は…など、さまざまな話題を交えながら、西洋美術をより深く楽しめるようになる知識が身につく講座です。
12月には、丹下健三の名建築としても有名な、東京カテドラル聖マリア大聖堂を見学する予定です。
「読書会:『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』第2期」
< Masterpieces and Bible Vol.2 >
「絵を見るのは好きだけれど、宗教画はちょっと…」と思われている方に、ぜひご受講いただきたい講座です。解説を読んでも、背景がわからないと今ひとつ理解が及ばないものですが、キリストの生涯を知ることでさまざまな主題が結びつき、理解が深まっていきます。そもそも、キリストはなぜ十字架にはりつけにされたのでしょうか。処刑された人の教えを、なぜ人々は信仰し、画家たちは名画に表現してきたのでしょうか?
西洋の美術に、文化に、ますます興味が湧いてくる講座を目指します。
「海外研修関連講座:『リモージュの魅力』」
< Porcelaine de Limoges >
2024年3月の公式海外研修で訪れる街・リモージュ。なぜリモージュが陶磁器の街となったのか、リモージュ磁器に関する魅力や歴史についての講座です。研修にご参加されない方ももちろんお申し込みいただけます。
「読書会:『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』」(アーカイブ)
< Masterpieces and Bible >
日本人にとってはどうしても敷居の高そうなキリスト教主題の絵画、何度解説を聞いてもしっくりこない…そんなみなさんの悩みをわかりやすく解説するアカデメイアを構築してみました。この分野では定評のある池上英洋先生の著書、『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』を手に取り、聖書の主題やストーリーがどのように絵画に描かれているのか、一緒にやさしく紐解いていきます。
「宝飾品 〜肖像画の中に見るジュエリー〜」(アーカイブ)
< The Secret Language of Jewelry in Women's Portraits >
肖像画は、社会的に特別な地位にある人物が描かれていますが、当事者にとっても特別なイベント事でした。何を着て、どのジュエリーを身につけて描かせるかによって、地位や富、時代背景も読み解くことが可能な重要な資料になります。
「19世紀のイギリスとフランス 〜モノ、コト、流行〜」(アーカイブ)
< England and France in the 19th century, the article, the matter and the fashion >
いち早く産業革命を成し遂げて、19世紀には未曾有の繁栄を誇ったイギリスと、文化の中心として他国の羨望を集めたフランス。19世紀後半にこの2か国で流行したもの、日常に使用されたものを通して、当時の人々の嗜好や生活、社会の様相について、気の向くままに考えてみたいと思います。
「60分で紐解く絵画」(アーカイブ)
< one hour, one work of antique >
本講座は、2020年〜2021年にかけて行っていた読書会「ぜんぶわかる西洋美術史と、さらにわかる絵画で読み解く装飾品」の続編として、60分で西洋絵画を1作品ずつ掘り下げていく講座です。
「60分で紐解くアンティークの名品」(アーカイブ)
< one hour, one work of antique >
本講座では、毎月1作品ずつアンティークの名品を見ていきながら、その作品の背景、由来、歴史、まつわるお話などをみなさんで紐解いていきます。
1作品を深掘りしますので、対象となる作品の基礎知識がなくても作品に興味があれば十分楽しめる内容でお届けします。
「はじめての人のための、アンティーク超入門」(オンデマンド)
< antiques for beginners >
アンティークの勉強をするのが全く初めての方を対象に、アンティークの基礎知識を学ぶ講座です。全10回で一通りの基礎が学べるようになっており、アンティーク検定試験3級を独学で目指す方にぴったりです。本講座はフル・オンデマンドとなります。(2021年の収録講座)
2024年
読書会『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』第3期
講師:中山 久美子
日時:2024年10月〜2025年2月
場所:Zoomによるオンライン、外出見学
定員:10名程度
p.154~ 「聖母マリア」から「十二使徒」まで
第2回 2024年11月30日(土)15:00-16:30
p.168~ 「聖アガタ」から「聖フランチェスコ」まで
第3回 2024年12月17~19日の間、後ほど決定します
教会見学 東京カテドラル聖マリア大聖堂(予定)
第4回 2025年1月25日(土)15:00-16:30
p.186~ 「マグダラのマリア」から「神曲」まで
第5回 2025年2月22日(土)15:00-16:30
p.206~ 「キリスト像」から「地獄」まで
2023年7月から始まった読書会もいよいよ最終シリーズ。今期は有名な聖人やキリスト教美術の定型的な主題を見ていきます。サンタクロースのモデルになったのはだれ?三島由紀夫がお気に入りだった聖人は…など、さまざまな話題を交えながら、西洋美術をより深く楽しめるようになる知識が身につく講座です。
12月には、丹下健三の名建築としても有名な、東京カテドラル聖マリア大聖堂を見学する予定です。
参加費 | 14,500円(講座全4回) 4,000円(単発受講1回につき) 第3回の見学についてはAEAOサロン倶楽部との合同実施、詳細は後日 |
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早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門は19世紀フランス美術史。川崎市市民ミュージアム学芸員を経て共立女子大学他で非常勤講師を務めた。現在、当協会認定アンティーク・スペシャリスト。訳書に『魅惑のアンティーク照明 ヨーロッパあかりの歴史』(石井幹子監修 西村書店)、『美しいフランステーブルウェアの教科書』(当協会代表理事・河合恵美と共訳 パイインターナショナル)がある。
読書会『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』第2期
講師:中山 久美子
日時:2024年4月〜8月
場所:Zoomによるオンライン
定員:10名程度
p.105~ 「新約聖書ってどんなもの!?」: 新約聖書の構成
p.110~ 「新約聖書のあらすじ」: イエスの生涯の紹介
p.112~p.121 「受胎告知」から「エジプトへの逃避」まで
☆教会建築と聖堂の基礎知識(第2回の教会見学の予習)
第2回 2024年5月25日(土)14:00スタート予定(後日詳細発表)
教会見学:都内のカトリック教会を1~2箇所見学、カフェにてレクチャー
第3回 2024年6月22日(土)15:00-16:30
p.122~p.129 「博士たちとの議論」から「キリストの奇跡」まで
第4回 2024年7月27日(土)15:00-16:30
p.130~p.141 「山上の垂訓」から「イエスの逮捕」まで
第5回 2024年8月24日(土)15:00-16:30
p.142~p.152 「十字架の道行き」から「キリストの昇天」まで
「絵を見るのは好きだけれど、宗教画はちょっと…」と思われている方に、ぜひご受講いただきたい講座です。解説を読んでも、背景がわからないと今ひとつ理解が及ばないものですが、キリストの生涯を知ることでさまざまな主題が結びつき、理解が深まっていきます。そもそも、キリストはなぜ十字架にはりつけにされたのでしょうか。処刑された人の教えを、なぜ人々は信仰し、画家たちは名画に表現してきたのでしょうか?
西洋の美術に、文化に、ますます興味が湧いてくる講座を目指します。
参加費 | 18,000円(全5回) 15,000円(第2回の見学会を除く4回) 4,000円(単発受講1回につき) |
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早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門は19世紀フランス美術史。川崎市市民ミュージアム学芸員を経て共立女子大学他で非常勤講師を務めた。現在、当協会認定アンティーク・スペシャリスト。訳書に『魅惑のアンティーク照明 ヨーロッパあかりの歴史』(石井幹子監修 西村書店)、『美しいフランステーブルウェアの教科書』(当協会代表理事・河合恵美と共訳 パイインターナショナル)がある。
アーカイブ
以下は終了したアカデメイアのアーカイブです。
動画ファイル形式(MP4)またはWeb上でご視聴いただけるストリーミング形式(視聴期限あり、1ヶ月程度)でお届けいたします。
試聴方法につきご不安な方は事前にお問い合わせください。
海外研修関連講座『リモージュの魅力』
講師:河合 恵美
日時:2024年1月〜2月
場所:Zoomによるオンライン
定員:10名程度
参加費 | 4,000円(全2回) 2,500円(単発受講1回につき) |
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読書会:『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』
読書会『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編』
講師:中山 久美子
日時:2023年7月〜11月
場所:Zoomによるオンライン
定員:10名程度
イントロダクション
第1章 キリスト教絵画の変化とその時代
第2回 2023年8月26日(土)15:00-16:30
第2章 画家とキリスト教
第3回 2023年9月30日(土)15:00-16:30
第3章 旧約聖書の世界(1)
第4回 2023年10月28日(土)15:00-16:30
第3章 旧約聖書の世界(2)
第5回 2023年11月25日(土)15:00-16:30
スペシャル回 クリスマスの図像
参加費 | 18,000円(全5回) 4,000円(単発受講1回につき) |
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早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門は19世紀フランス美術史。川崎市市民ミュージアム学芸員を経て共立女子大学他で非常勤講師を務めた。現在、当協会認定アンティーク・スペシャリスト。訳書に『魅惑のアンティーク照明 ヨーロッパあかりの歴史』(石井幹子監修 西村書店)、『美しいフランステーブルウェアの教科書』(当協会代表理事・河合恵美と共訳 パイインターナショナル)がある。
宝飾品 〜肖像画の中に見るジュエリー〜
「宝飾品 〜肖像画の中にみるジュエリー〜」
講師:目黒 佐枝
日時:2022年10月〜2023年2月 新日程 2023年2月〜6月
場所:Zoomによるオンライン
定員:10名程度
17世紀 フランス セヴィニエ夫人の肖像画より
天然真珠・模造真珠について
第2回 2023年3月25日(土)15:00-16:30
17世紀 フランス王妃マリー・ド・メディシスの冠
サンシー、ル・レジャンを題材に、ダイヤモンドの世界へ
第3回 2023年4月22日(土)15:00-16:30
18世紀 ナポレオンの元婚約者、デジレの運命
マラカイトのパリュールの謎とカメオについて
第4回 2023年5月27日(土)15:00-16:30
19世紀 ナポレオン三世の妃ウージェニーのエメラルド
謎に包まれたアンデスの十字架を題材に、エメラルドについて
第5回 2023年6月24日(土)15:00-16:30
19世紀 フランス初代大統領夫人のシャトレーヌウォッチ
ブレゲの時計
90分で1アイテムごと、フランスに由来する肖像画を見ながら、身に着けられたジュエリー(一部時計)にフォーカスして解説していきます。
宝石についての解説をメインに、その人物のエピソードなどを交えながらお話します。
参加費 | 18,000円(全5回) 4,000円(単発受講1回につき) |
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G.I.A G.G
学芸員資格、ウォッチコーディネーター資格、当協会認定アンティーク・スペシャリスト
現在、株)GSTVジュエリーコメンテーター、日本ジュエリーアカデミー 宝石鑑別クラス講師
1992年から、ヴァン・クリーフ&アーペル、シャネル ファインジュエリーにて、高級宝飾品に携わった。
ジュピターショップチャンネル ジュエリープランナーを経験。
2019年~21年 千葉市科学館にて、“大人のための科学教室”「宝石~地球からのギフト~」講師を務めた。
「19世紀のイギリスとフランス 〜モノ、コト、流行〜」
「19世紀のイギリスとフランス 〜モノ、コト、流行〜」
講師:中山 久美子
日時:2022年9月〜2023年1月
場所:Zoomによるオンライン
定員:10名程度
ポスターと色彩革命
第2回 2022/10/8(土)15:00-16:30
鉄道旅行
第3回 2022/11/26(土)15:00-16:30
新しい照明:ガス灯と電灯
第4回 2022/12/17(土)15:00-16:30
自転車と「新しい女」
第5回 2023/1/14(土)15:00-16:30
挿絵本:テニエル、グリーナウェイを中心に
90分で1テーマ毎に19世紀のイギリスとフランスの世界にワープします。
いち早く産業革命を成し遂げて、19世紀には未曾有の繁栄を誇ったイギリスと、文化の中心として他国の羨望を集めたフランス。19世紀後半にこの2か国で流行したもの、日常に使用されたものを通して、当時の人々の嗜好や生活、社会の様相について、気の向くままに考えてみたいと思います。
参加費 | 18,000円(全5回) 4,000円(単発受講1回につき) |
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60分で紐解く絵画 < one hour, one painting >
60分で紐解く絵画 < 19世紀末アール・ヌーヴォーの時代の絵画 >
講師:中山 久美子
日時:2022年2月〜2022年6月
場所:Zoomによるオンライン
定員:10名程度
世紀末フランスの夜の歓楽 (アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《ムーラン・ルージュに入るジャヌ・アヴリル》)
第2回 2022/3/19(土)11:00-12:00
平らな画面はなぜ生まれたか(エドゥアール・ヴュイヤール《ベッドにて》)
第3回 2022/4/23(土)11:00-12:00
夢か現実か(オディロン・ルドン《長い首の花瓶の花》)
第4回 2022/5/21(土)11:00-12:00
唯美主義をめぐって(アルバート・ジョゼフ・ムーア《夢見る乙女たち》)
第5回 2022/6/25(土)11:00-12:00
「ラインブロック」が実現した美(オーブリー・ビアズリー『サロメ』より《踊り手への褒美》
60分で1作品のみを深掘りしながら、その背景や由来などについて語り合います。
参加費 | 12,500円(全5回) 3,000円(単発受講1回につき) |
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60分で紐解くアンティークの名品 < one hour, one work of antique >
60分で紐解く、アンティークの名品<第2部>
講師:中山 久美子(第6回・第7回)、河合 恵美(第8回〜第10回)
日時:2021年9月〜2022年1月
場所:Zoomによるオンライン
定員:10名程度
第6回 2021/9/11(土)11:00-12:00 アルフォンス・ミュシャ「煙草巻紙 ジョブ」
第7回 2021/10/9(土)11:00-12:00 ルイス・カンフォート・ティファニー「花形花器」
第8回 2021/11/20(土)11:00-12:00 クリストファー・ドレッサー「ティーポット」
第9回 2021/12/4(土)11:00-12:00 フランク・ロイド・ライト「タリアセン」
第10回 2022/1/15(土)11:00-12:00 アントニオ・ガウディ「椅子」
1作品のみを深掘りしながら、その背景や由来などについて語り合います。
参加費 | 10,000円(全5回) 2,500円(単発受講1回につき) |
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60分で紐解く、アンティークの名品<第1部>
日時:2021年4月〜7月
場所:Zoomによるオンライン
定員:10名程度
第1回 2021/4/17(土)11:00-12:00
ルネ・ラリック「蜻蛉の精」グルベンキアン財団
第2回 2021/5/18(火)20:00-21:00
セーヴル磁器「エカテリーナ2世」エルミタージュ美術館
第3回 2021/6/19(土)11:00-12:00
トーマス・チッペンデール「サイド・チェア」メトロポリタン美術館
第4回 2021/7/6(火)20:00-21:00
エミール・ガレ「ひとよ茸ランプ」北澤美術館
第5回 2021/7/31(土)11:00-12:00
メディチ磁器「水差し」メトロポリタン美術館
1作品のみを深掘りしながら、その背景や由来などについて語り合います。
参加費 | 10,000円(全5回) 2,500円(単発受講1回につき) |
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はじめての人のためのアンティーク超入門 < antiques for beginners >
はじめての人のための、アンティーク超入門
日時&場所:フル・オンデマンドにつき、ご自宅にてお好きなときに
第1回 アンティークとはなにか?
第2回 装飾様式の名前を知ろう!
第3回 アンティーク家具の見方
第4回 陶磁器1 ヨーロッパの陶磁・種類と歴史
第5回 陶磁器2 ボーン・チャイナの世界
第6回 アンティークのガラス
第7回 アンティークの銀器
第8回 アンティーク・ジュエリーの世界
第9回 アール・ヌーヴォーとアール・デコ
第10回 アンティーク・マーケットの現代事情
各回約1時間、10回シリーズで完結する入門講座ですが、1回ごとの受講も可能です。
「アンティーク検定試験3級」の準備対策として十分な内容です。
超入門ですので、初めての方、どなたでもご参加いただけます。
参加費 | 20,000円(全10回) 2,500円(単発受講1回につき) |
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本協会代表理事、本テキスト監修者
2010年、フランス・パリのオークションハウス附属学校 Drouot Formation にて、アンティーク・ディーラーコースを修了、同年フランス国立骨董組合およびドルーオー・ホールディングス認定のディプロマを取得。20年に渡るフランス滞在を経て日本帰国後は、西洋装飾美術・アンティークの普及に努め、フランス政府公認文化機関・東京日仏学院をはじめ各カルチャースクール等にて西洋装飾美術史や西洋アンティークに関する講座を開講。2017年より駒沢女子大学非常勤講師、2024年より立教大学非常勤講師。