Oversea Training
西洋アンティーク鑑定検定試験協会では、公式海外研修を実施しています。
海外研修は一般の海外旅行とは異なり、海外で専門家による講座を受講することを目的とし、そのため一流の講師陣を揃えてマスタークラス・レベルの質の高い研修を行っています。
2026秋 公式海外研修
【ボルドーとフレンチ・バスク、アンティークとガストロノミーの旅】
研修概要
今回の海外研修は、8月のヴァカンスシーズンが終わってもまだ夏時間の残るフランスの南西部ボルドーとビアリッツの2箇所に宿泊し、アンティークとガストロノミー(美食)を堪能します。
ボルドーでは装飾美術デザイン博物館やサン・ミッシェルの蚤の市、ワインとネゴシアンの博物館等を訪れ、ボルドー起点でサンテミリオンへの日帰りにてモリス教会、コレジアル教会、レ・コルドリエール、サンテミリオン・ワイン会館等を訪ねます。
ビアリッツでは、ウージェニー皇后所縁の邸宅、5星のラグジュアリー・ホテルであるオテル・デュ・パレに宿泊、Villa NatachaやLa Folie Boulart、ビアリッツの歴史博物館などを見学し、スペイン・バスクにも足を伸ばしてサンセバスチャン日帰り観光、バイヨンヌ観光をも楽しみます。
バスク織、バスク陶器の工芸品にも触れる機会が多いフレンチ・バスクにて、アンティークの世界、美食の世界を一緒に愉しみましょう。
日程
2026年9月7日(月)〜14日(月) 6泊8日
研修プログラム、参加費
決まり次第発表します。
事前説明会を開催:4月25日 14:00〜
事前説明会お申し込み
【 過去の海外研修 】
2025冬 公式海外研修 <終了>
【東洋のプチ・パリ 〜べトナムで愉しむフレンチ・コロニアル建築とアンティーク・マーケット〜】
研修概要
今回の海外研修は、本協会初のアジア研修です。12月でも暖かい地・ベトナムを訪れ、かつての宗主国であったフランスのさまざまなコロニアル建築を見学します。また伝統的な陶器であるバッチャン焼き、ソンべ焼きなども手に触れ、活気あふれるアンティーク・マーケットを散策します。
フランス文化の影響は建築のみならず、食文化・カフェ文化にも表れています。ベトナム・フレンチのお料理やフレンチ・テイストのベトナム雑貨なども愉しみます。
ベトナムのビーチリゾート・ダナンの近くにある、幻想的なランタンで有名なホイアンはかつて海のシルクロードとしての拠点であり、朱印船貿易で栄えた街で、その街並みはユネスコの世界遺産にも登録されています。
宿泊ホテルは、まさにパリでアール・デコ博の開催された年、1925年創業のアール・デコ様式の装飾調度品に囲まれたマジェスティック・ホテル(ホーチミン)や、2014年に建設、アート・ミュージアムをコンセプトとしたロマンチックな演出で有名なアプリコットホテル(ハノイ)など、アジアならではの5星ゴージャスホテルを体験します。
西洋と東洋の交わる地にて、かつての文化の交流と影響、そしてその変容を学びつつ、南国の気候と美味しいお料理で、現地のベストシーズン・12月のひとときを一緒に過ごしましょう。
2025年3月
【プロヴァンスとリヴィエラのアンティークを巡る旅】<終了>
2025年春の海外研修は、南フランスの太陽と共にアンティークの聖地を訪れます!
前半はセザンヌの出身地としても有名な、サント=ヴィクトワール山の西にある中都市エクサン・プロヴァンスに滞在し、17〜18世紀の錫釉陶器で有名なムスティエ・サント・マリーや、毎週日曜日のアンティーク市が賑わうリル・シュル・ラ・ソルグなどにも足を運びます。
後半は、道中ピカソが焼きものに惚れ込んで居住したヴァロリス陶器のヴァロリス村を訪れ、リヴィエラの女王と称されるニースへ。ニース滞在中はご自身のペースでゆっくりとコートダジュールの旅をお楽しみください。
オプションにてヴァンス(ロザリオ礼拝堂)、サン・ポール・ド・ヴァンスの街への訪問、モナコ公国の太公宮殿見学や旧市街の散策、フランス料理の最高峰ルイ・キャーンズにてのディナー、ニースのマティス美術館、マセナ邸、シャガール美術館等の見学、また少し足を延ばしてカーニュ・シュル・メールにあるルノワール美術館の見学等もご用意、ご希望に合わせてお選びいただけるカスタムメードの滞在をご用意いたします。
エクサン・プロヴァンスに4泊、ニースに3泊と連泊の滞在ですので、忙しくなく、ゆっくりペースで毎日の旅を通してアンティークに触れ、またガストロノミーにおいても想い出に残る食文化を一緒に愉しみましょう。
2024年3月
【フランスの工芸を巡って〜リモージュ&オービュッソンとパリ〜】<終了>
気品と伝統のある美しいリモージュ磁器ですが、磁器の原料であるカオリンがフランスでようやく見つかったのは1768年、リモージュ郊外での出来事でした。既にマイセンの硬質磁器製造から半世紀以上も遅れてのスタートでしたが多くの製陶所がこの地に花開き、現在でもベルナルド、レイノー、アビランドなど名だたるブランドが存在しています。フランスの一流レストランではリモージュ磁器をこぞって使用、またハンドメードのリモージュボックスは世界中のコレクターに愛されており、リモージュの優雅さが伺えます。
今回の研修では、前回の研修「フランス陶磁の世界」で訪れなかったリモージュを訪問、そしてフランス・タピスリーの街・オービュッソンにも足を運びます。
西洋美術文化の一つであるタピスリーは、美術史においても重要な位置を占め、かつては絵画よりも貴重な工芸品扱いを受けていましたが、非常に手間と時間のかかる作品であることから、室内装飾の流行の変化に伴いだんだん生産量も減っていきます。
19世紀のロマン主義時代にあらたに見直されたタピスリーが20世紀に入り、ピカソやシャガールなどのアーティストたちもタピスリーの魅力を再発見し、製作に関わっていきます。
かつての「埃をかぶった古臭い」イメージを脱却し、現代アートとして蘇ったオービュッソンのタピスリーは2009年にはユネスコ無形文化遺産に登録、そして2016年、オービュッソンに『国際タピスリー・センター』が誕生しました。このセンターやアトリエを訪れ、タピスリーの魅力にも触れていきましょう。
もちろん日本からの発着地・パリでもアンティークや蚤の市を愉しみます!
【ロンドン&パリ、アンティークとコレクターの世界を巡る8日間】<終了>
コロナ禍で思うように動けなかった海外への渡航も、ようやく少しずつ動き始めてきました。しかしながらまだご不安に思う方も多くいらっしゃいます中、今回は当協会で企画した海外研修を、株式会社ユーラシア旅行社さんにて募集型企画旅行(団体パッケージツアー)として実施していただくことになりました。ご参加に当たっては従来のようにご自身でフライトや宿泊、空港移動などの旅行部分を手配する必要はなく、保険を含め一切の手配をしていただけますので、安心してご参加ください。
(*)オークションの開催日程により、実施できない場合もあります
【プライベート海外研修】
少しずつ海外旅行への門戸も開きつつありますが、今夏は従来の公式海外研修とは異なり、プライベート海外研修を実施することとなりました。
ご参加者のみなさまのニーズや希望に合わせ、カスタマイズした研修旅行を行います。
【オンライン海外講習】パリの新アートスポット
Covid19により2020年3月以降の海外研修を延期しておりますが、そろそろ出口が見え始めている今、安心して旅行ができる日に備えて、海外研修のプレ講座をスタートする運びとなりました。将来的に海外研修に参加したいと考えていられる方、また現在の海外の情報を生の声で知りたい方、かつて訪れた地のアート事情を知りたい方など、ぜひご参加ください。
第一弾として、パリの新アートスポットを現地講師と日本側の講師で繋いで行います。2020年以降リニューアルオープンされた美術館、アートスポット、話題となった展覧会などのトピックを、多くの写真や画像と共に解説付きで見ていきましょう。
本講座はナビゲーターとデュアル講師により進めていきます(日本語通訳・解説が入ります)。またご参加者のみなさまとのコミュニケーション、質問等を積極的に取り入れ、できるだけ体験型の講習を目指して行います。
海外研修につきましては最低限の知識を得た上でのご参加が望ましいため、アンティーク検定3級(試験または講習)の取得が今後は必要となりますが、本オンライン海外講習に関しては、検定未取得者、初心者のご参加も可能です。
研修概要
日時:2022年1月31日(月)、2月28日(月) 3月2日(水)、3月28日(月)、5月9日(月)、6月13日(月)、7月11日(月)
時間:19:00〜20:30(21:00まで延長の可能性あり)
参加方法:zoomによるオンライン
講習プログラム
| 1月31日(月) | 生まれ変わったカルナヴァレ美術館 |
|---|---|
| 2月28日(月) 3月2日(水) | 元王室家具保管庫の壮麗なる館、オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ |
| 3月28日(月) | 新生サマリテーヌで見る、アール・ヌーヴォーとアール・デコの面影 |
| 5月9日(月) | 鬼才のジュエラー・ジャン・ヴァンドームの世界 |
| 6月13日(月) | ルーヴルのイヴ・サン・ローラン |
| 7月11日(月) | 修復された新しい姿、ローアン館・スービーズ館の優美で豪奢なロココ装飾 |
講師
小栁 由紀子
Yukiko KOYANAGI
芸術工学博士。
2015年フランス教育功労章受章。ルーヴル美術館管轄 国立高等教育機関 エコール・ド・ルーヴル出身。西南学院大学、アンスティチュ・フランセ九州にて美術史、フランス語の講師を長年に渡り努める。当AEAO海外研修における通訳として現地講師からも常に高い評価を得ている。
ナビゲーター
河合 恵美
Emi KAWAI
本協会代表理事
【2020年春 建築と室内装飾で様式を紐解く旅 ーバロックから第二帝政時代の様式ー】*Covid19により延期中
〜 パリ、メンシー、ヴェルサイユ、マルメゾン〜
2020年春の公式海外研修は、装飾美術工芸の世界で要となる様式「バロック」「ロココ」「ネオクラシック」「アンピール」「第二帝政(ナポレオン3世)」をそれぞれ建築と室内装飾で徹底的に解明し、さらには19世紀ブルジョワジーの間で密かにブームとなった室内オブジェ、ロマン主義的マルケトリー小箱の世界の秘密にも迫ります。
あまりにも美しいがゆえにルイ14世が嫉妬をし、これより壮麗なものを建造すると決意して完成させたヴェルサイユ宮殿の手本となった、フランス庭園も見事なバロックの館「ヴォー・ル・ヴィコント城」、後期バロックとも言えるロココ建築とネオクラシック様式が垣間みえる「プチ・トリアノン」と2018年に修復を終え当時の再現が可能になった「アモー(ハムレット)」、ナポレオン1世の妃・ジョゼフィーヌの居城となったアンピール様式のテイストが刻み込まれた「マルメゾン城」とそのバラ園、さらには19世紀後半のパリ大改造時代に、これら過去の様式の美しさとエレガンスを詰め込んで建造した「ジャックマール・アンドレの館」や「モンテ・クリスト城」などを現地講師らと共に訪れます。