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AEAO Salon Club

過去のAEAOサロン倶楽部

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過去のAEAOサロン倶楽部

 2017

12月のサロン 「華やかなりし、セーヴル磁器」

日時:12/9(土)11:00 - 12:50 / 13:00-14:50
場所:東京都中央区銀座
定員:8名(*各回満席、キャンセル待ち)

フランス磁器の王様、セーヴル磁器。ポンパドール夫人、マリー・アントワネット、皇帝ナポレオン1世と、常に時の権力者に愛され続け、現在の大統領官邸エリゼ宮における公式晩餐会で使用されるのも、このセーヴル磁器です。
 
18世紀の軟質磁器の時代、そして19世紀の硬質磁器の時代、現在のセーヴル工房での作家の作品・・・セーヴル磁器の歴史や特徴を学び、その品格の源となるのは一体なんなのか、一緒に紐解いていきましょう。
 
サントリー美術館にて開催されている「六本木開館10周年記念・フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」展への理解も深まることでしょう。
 

参加費

4,800円(お茶・お菓子付き)


 
 
 

11月のサロン 「ロートレックの版画ポスターの世界 ベル・エポックのパリへワープ!」

日時:11/11(土)14:30 - 16:30
場所:東京都渋谷区恵比寿
定員:10名(*満席、キャンセル待ち)

グラフィック・アートの発祥は、といえば、誰もが思い描くのがロートレックやミュシャのキラキラしたポスターではないでしょうか。世紀末のパリで花開いたグラフィック・アート、版画ポスターの世界を、ロートレックの作品を通して、垣間見てみましょう。
 
ちょうど三菱一号館美術館にて「パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画ポスター展」が開催されており、本サロンと併せて鑑賞されると、一層理解が深まること、請け合いです!
 
今回はゲスト講師に、19世紀フランス美術の専門家であり、本協会認定アンティーク・スペシャリストでもある、中山久美子先生をお迎えいたします。中山先生の語るパリのベル・エポックの世界を一緒に楽しみましょう。
  

参加費

4,800円(お茶・お菓子付き)


 

10月のサロン 「ウィンザーチェアを見に行こう!」

日時:10/8(日)11:00 - 13:00
場所:日本民藝館(東京都目黒区)他
定員:8名(*残席僅か)

西洋アンティーク家具好きにとって、絶大な人気を誇るのが、ウィンザーチェア。貴族や一部の上流階級だけでなく、中産階級を中心に広く愛用されたのも、人気のある秘密でしょうか。

同じ名前でも、イギリスとアメリカのウィンザーチェアは、いくつかの違いがあります。今回は、日本民藝館で開催されている展覧会「ウィンザーチェア ー日本人が愛した英国の椅子」の見学を通して、主にイギリスのウィンザーチェアについて、その歴史的背景からウィンザーチェアのフォームや素材、そして日本の民藝に与えた影響などについて、一緒に学びましょう。
 

参加費

4,800円(ランチ付き、入館料込み)


(カルヴィソン・ブティ博物館 / 撮影・小山ひろ子)

9月のサロン 「フランスにおける布の彫刻、ブティの魅力」

日時:9/16(土)10:00 - 12:00
場所:東京都目黒区
定員:8 (*定員に達しましたが、ご希望の方はお問い合わせください)

アンティークの布にハマると、シャンティ・レースやル・ピュイのレース、トワル・ド・ジュイの美しい布、白いキルトであるピケ・ド・マルセイユなど、フランスは布の宝庫としても知られていますが、今回はその中でもブティを中心に、実際にお品を見ながら、その魅力と歴史を紐解いていきます。

今回は、ゲスト講師に、当協会のアンティーク・スペシャリストでもあり、また長年手芸出版社に勤務され、現在出版部部長の小山ひろ子先生をお迎えし、実際に訪れたブティ美術館での取材のお話なども交えながら、レクチャーをいただきます。

レクチャーとお茶の後は、すぐ近くのフランス雑貨&アンティーク・ブロカントショップ、M'amour (マムール)にて、ブティの現行品や、アンティーク・テーブルウェアとのコーディネートのノウハウなどを、ショップ・オーナーの名津井麻真さんより、学びます。
 
会場のスペースの関係で、少人数限定となりますので、お早めにお申し込みください。
 

参加費

4,800円(お茶・お菓子付き)


 
 

8月のサロン 「大正ロマンの西洋アンティーク」

日時:8/26(土)14:30 - 16:30
場所:東京都豊島区 古民家カフェ『藤香想』
定員:8名 (*満席、キャンセル待ち)

「和モダン」「大正ロマン」といったレトロ・インテリアが、現在、古民家再生ブームと共に興っているようです。19世紀後半に、ヨーロッパの人たちが日本の文化を取り入れて、新たな独自の表現を試みたように、大正〜昭和初期の日本では、西洋の機能と美しさと兼ね備えた様式を取り入れて、日本独特の西洋文化を生み出しました。

日本における洋館の出現、モボ、モガのファッションから、竹久夢二のアール・デコスタイルのモチーフまで、和と西洋アンティークをテーマに集まりましょう。
 
今回は特別ゲスト講師に、日本モダンガール協會代表の淺井カヨ先生をお招きしております。
 

参加費

4,800円(お茶・お菓子付き)


 

7月のサロン 「バルボティーヌ陶器を知る!」

日時:7/30(日)14:30 - 16:30
場所:東京都豊島区 古民家カフェ『藤香想』
定員:8名 

19世紀後半からアール・ヌーヴォー期にかけて大流行した、ユニークな陶器バルボティーヌ。陶器の粘土を成形しやすく柔らかくして、型に入れて作る製法で、その起源は16世紀の名工ベルナール・パリシーにまで遡ります。

7月のサロンでは、バルボティーヌのスペシャリストでもある、古美術商「ランジュドメゾン」の店主・森岡美香さんをお迎えし、バルボティーヌの歴史や魅力から、買い方のポイントやコツ、古陶器バルボティーヌを現代のテーブルアートへコーディネートするアイデアまで、実際に希少なお品を見ながら、バルボティーヌのすべてをレクチャーいただきます。
 

参加費

4,800円(お茶・お菓子付き)


 

6月のサロン 「第6回アンティーク検定 直前対策勉強会」

日時:6/17(土)13:15 - 16:45
場所:東京都内
定員:20名 

いよいよ6/18(日)は、第6回アンティーク検定。その前日に、直前対策勉強会を行います。

第6回アンティーク検定の受験を申し込まれた方は、是非ご参加ください。翌日の試験対策に有益なお話が満載、合格圏への一歩です。
 
第1部 13:15〜14:30 「西洋装飾美術工芸史」3級、2級対象
第2部 14:45〜16:45 「西洋美術史、現代時事アンティークを中心に」2級、1級対象

定 員:各20名

参加費:第1部 2500円 第2部 4000円(第1部&第2部とも受講の方 5000円)

申し込み方法:お申し込みの後、参加費をお振込みください。参加費の振込先は、検定試験の受験料振込先と同じです。手続きを完了された方へ、開催1週間前頃に、メールにて、会場詳細をお知らせいたします。
 

参加費

2,500円 / 4,000円


 
 
 

5月のサロン 「ミュシャとムハ、椿姫とスラヴの調べ 〜美術と音楽で紐解く、ベル・エポックの寵児〜」

日時:5/14(日)14:30 - 17:00
場所:一誠堂美術館&カフェ・エミール(東京都目黒区自由が丘)
定員:30名(*満席、キャンセル待ち)

ミュシャとムハ、2つの顔を持った、ベル・エポック時代の寵児 Alfonse Maria Mucha。19世紀末から20世紀にかけて活躍したこの有名なアーティストの世界を、国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」にちなんで、本サロンでは美術と音楽の両方から紐解いていきます。
 
会場は、アール・ヌーヴォーのガラス工芸品とミュシャのポスターコレクションで有名な、自由が丘の一誠堂美術館カフェ・エミールを貸切にて行います。美術館見学、レクチャー、お茶と特別スィーツのティータイム、続くコンサートと、盛りだくさんの内容です。
 
【PROGRAM】
・ 一誠堂美術館見学 光の花 アール・ヌーヴォー
・ レクチャー「ミュシャとムハ、二つの顔をもつアーティスト」(岡部昌幸 / 群馬県立近代美術館館長、帝京大学文学部史学科教授)

・ ティータイム(特別スイーツ付)

・ コンサート (手塚貴子 / 東京フィルハーモニー交響楽団・ヴィオラ)
    「ヒンデミット 無伴奏ヴィオラソナタ 作品25-1」他
 
【演奏者紹介】
 
手塚貴子(tacaco)
 
ヴァイオリンを故近衛英子、ヴィオラを菅沼準二、中山良夫、U.Fritzeの各氏に師事。
2009年リサイタルを開催。現在、東京フィルハーモニー交響楽団に在籍。上智大学外国語学部卒業。
 

参加費

5,400円(お茶・お菓子付き)


 

4月のサロン 「写真の世界、プロの修復家が徹底解説!シャネル銀座『ロバート・メイプルソープ写真展 ピーターマリーノコレクション』鑑賞とともに」

日時:4/8(土)14:00 - 16:30
場所:銀座シャネル他
定員:10名(*残席僅か)

ニエプスにより最初の写真が発明された19世紀から、短期間のうちに大きく変化を遂げた写真の世界。セピア色に輝く、アジェのフォトジェニックなパリ、有名なロベール・ドアノーの「パリ市庁舎前のキス」・・・多くの素晴らしい作品が短期間のうちに生まれています。

4月のサロンは、日本における著名な写真修復家・白岩洋子氏による、写真の世界のレクチャーをお届けします。写真の知識がなくても理解できる、写真の世界の「きほんのき」を徹底解説、アンティークの世界においても、どうしてこの写真にはこんな値段が付くのか?といった素朴な疑問も、一緒に紐解いていきます。
 
また、銀座シャネルで開催中の、ロバートメイプルソープ写真展ピーターマリーノコレクションも、一緒に鑑賞します。桜の季節の土曜日の午後の銀座を、一緒に楽しみましょう。 
 

参加費

4,800円(お茶付き)


 

3月のサロン 「18世紀ファイアンスの魅力〜サントリー美術館『コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス』展鑑賞および見どころトーク参加」

日時:3/5(日)13:00 - 16:00
場所:サントリー美術館他
定員:10名(*満席、キャンセル待ち)

ヨーロッパで、まだ磁器の製法が解明されていなかった17〜18世紀は、ファイアンス(錫白釉陶器)の黄金時代を迎えます。オランダのデルフト、イタリアのマヨルカ、フランスの各窯のファイアンスのコレクションを最近加えたサントリー美術館にて、なかなか日本では紹介されないそれらの逸品を鑑賞し、また学芸員により見どころトークにも参加します。

また、同展覧会では、辻清明氏によるコレクション、古代〜近代の各国のガラス器も紹介されています。
 

参加費

4,800円(お茶付き、入館料込み)


 
 

2月のサロン 「アール・デコのポスターを紐解く〜埼玉県立美術館『カッサンドル・ポスター展』鑑賞および岡部昌幸氏講演会『なんというかっこ良さ!魅惑のカッサンドル』参加」

日時:2/26(日)13:30-16:30
場所:埼玉県立近代美術館他
定員:8名

アンティーク市場でも人気の高い、ポスター。ロートレックやミュシャのアール・ヌーヴォー時代とは違った、幾何学的で大胆なデザインのポスターが、アール・デコ期に誕生します。その代表的なグラフィック・デザイナー、カッサンドル。キュビスムやバウハウスの影響を受けた彼のポスターのコレクションを、埼玉県立美術館で鑑賞し、またアンティーク検定の監修者でもある、岡部昌幸氏の講演会「なんというかっこ良さ!魅惑のカッサンドル」へも参加、アール・デコのかっこ良さを一緒に体験しましょう。
 

参加費

4,800円(お茶・お菓子付き、入館料込み)


 

1月のサロン 「19世紀、海を渡った日本のデザイン〜松濤美術館「セラミックス・ジャパン」鑑賞」

日時:1/28(土)13:30 - 16:00
場所:松濤美術館他
定員:10名 

19世紀後半・万博の時代は、日本の出展により、ヨーロッパの美術工芸界にジャポニスムの嵐が沸き起こります。そしてジャポニスムを源泉としたアール・ヌーヴォーが誕生、日本の工芸界は海外での評判にも影響を受け、とりわけ陶磁器の分野では国内外向けの製品が量産される時代へと突入します。

日本のアンティーク市場で見かける「オールド・ノリタケ」の里帰り品などは、当時の海外を意識したデザインで、今でも人気の品となっています。

渋谷区立松濤美術館で開催中の「セラミックス・ジャパン」展を鑑賞すると共に、日本が海外で評判を博したデザインを、一緒に辿ってみましょう。
 
 

参加費

4,800円(お茶・軽食付き、入館料込み)