AEAO Salon Club
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西洋アンティーク鑑定検定試験協会(AEAO)では、月に1度程度、「AEAOサロン倶楽部」を開催しています。アンティークや装飾美術に関する勉強会を行ったり、話題の展覧会や建造物を見学したりして、お茶やお食事と共にみなさんで楽しく懇親しています。
および キャンセル・ポリシーにつき
これから開催されるサロン


2月のサロン 「ヴァレンタインは日銀内部見学と、ル・フォションで!」
日時:2月14日(水)10:45 厳守(受付)
場所:日本銀行本店、ル・フォション他
定員:5名限定
ヴァレンタイン・デーですが、2月のサロンでは日本銀行本店の内部を見学いたします。
1896年、辰野金吾の設計で竣工した本館は、ネオバロック様式とルネサンス様式の影響が見られ、ベルギー国立銀行を模したとも言われています。東京の建築遺産50選に指定されているこの建物は外観だけでも圧巻ですが、内部見学ツアーに参加し、明治の秩序と威厳を凝縮した底力をぜひ垣間見てみましょう。
見学後は近くのル・フォションにてコースのランチをいただき、日本橋界隈の歴史的建造物界隈を散策いたします。
本見学ツアーは1カ月前までに日本銀行本店へ参加者名簿を提出する必要があるため、締め切りを早めておりますのでご注意ください。
参加費 | 5,800円(コースランチ、お茶代込み) |
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1月のサロン 「建物見学・お茶の水 〜ニコライ堂と、さようなら山の上ホテル〜」
日時:1月31日(水)ランチスタート〜(詳細は後日発表)
場所:ニコライ堂(東京復活大聖堂)、山の上ホテル、近隣レストラン
定員:5名限定
お茶の水・聖橋から本郷通りを下るとその威風堂々とした姿に圧倒されるニコライ堂(東京復活大聖堂)、存在は知っていても中に入ったことはない、という方もいらっしゃるでしょうか。ジョサイア・コンドルが設計を担当した1891年の建造物、現在は重要文化財に指定されています。
未信徒でも大聖堂の一部が見学できますので、ぜひ拝観させていただきましょう。
そしてアール・デコ建築として永らく愛されていた山の上ホテル<Hilltop Hotel>が2024年2月13日をもって休館するにあたって、連日多くの方で賑わっています。
川端康成、三島由紀夫、池波正太郎など名だたる作家が定宿としていた日本の伝統的クラシック・ホテルの最後の姿を見に訪れてみましょう。残念ながら現時点での予約はできませんが、運とタイミング次第ではお茶、アペリティフなどを体験できるかもしれません。
見学に先立ち、お茶の水界隈にてランチ懇親会を行います。
参加費 | 5,800円(コースランチ、拝観料を含む) |
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12月のサロン 「大正の夢と夢二の世界」
日時:12月9日(土)11:30〜
場所:弥生美術館、竹久夢二美術館、フレンチレストラン(東京大学近辺)
定員:5名限定
西洋文化が明治期に日本に入り、そして独特の融合文化を作り出した大正時代、「はいからさんが通る」に登場する女学生文化としての着物を見つめ直してみませんか?
弥生美術館で開催中「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展と、竹久夢二美術館で開催中の「レコードの時代と夢二の時代展」を見学、また着物スタイリスト・大野らふ氏によるギャラリートークも拝聴したいと思います。
見学に先立ち、東京大学近辺にてフレンチ・フルコースのランチ懇親会を行います。
参加費 | 7,500円(フルコースランチ代、見学入場料込み) |
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終了したサロン *以下のサロンは終了いたしました


11月のサロン 「渋沢栄一の暮らした大正のお屋敷とフレンチのランチ」
日時:11月22日(水)11:30〜
場所:渋沢栄一記念館「晩香廬」「青淵文庫」他、フレンチレストラン(北区王子駅周辺)
定員:5名限定 *満席
いよいよ来年より日本のお札が一新一万円札は福沢諭吉から渋沢栄一に変わりますが、その渋沢栄一は東京都北区西ヶ原にある飛鳥山公園の南側に自宅を構えていました。
残念ながら1945年の東京大空襲で主要な部分は焼失してしまいましたが、大正期の2つの建物「晩香廬」と「青淵文庫」は焼失を免れ、見学が可能です。レセプション・ルームとして使用されていた「晩香廬」、そしてヨーロッパではアール・デコ博覧会の開かれた1925年竣工の、ステンドグラスが美しい「青淵文庫」を中心に見学し、渋沢ワールドに迫ってみましょう。
見学前に、近隣レストランにてフランス料理のランチ&ミニレクチャーを行います。
参加費 | 7,500円(フルコースランチ代、見学入場料込み) |
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10月のサロン 「旧安田楠雄邸庭園見学と谷根千さんぽ」
日時:10月21日(土)11:30〜
場所:旧安田楠雄邸庭園、島薗家住宅(外観)他、近隣レストラン(千駄木駅近辺)
定員:5名限定 *満席
昨今「谷根千」がちょっとしたそぞろ歩きブームになっていますが、大規模開発も受けず、戦災の被害もあまり受けなかったこの地域での古き佳き街並みのレトロ感が、今の私たちの感覚を刺激してくれるのでしょうか。
そんな谷根千の一部、千駄木界隈はかつて財閥を成した企業家や学者など文化人が多く住んでおり、大きな屋敷を構えていた人たちもいました。今回はその中で旧安田邸をガイド付きで見学し、またこの界隈にある島薗家住宅や森鴎外記念館、須藤の滝など史跡巡りをしながら街歩きをしましょう。
見学前に、近隣レストランにてランチ&ミニレクチャーを行います。
参加費 | 5,800円(ランチ代、見学入場料込み) |
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9月のサロン 「高砂コレクションの香水瓶と香道具」
日時:9月28日(木)11:30〜
場所:高砂ギャラリー、近隣レストラン(蒲田駅近辺)
定員:5名限定 *満席
香りの容れ物はアンティーク・コレクションの中でも神秘的なアイテムとしてコレクターの夢をかき立てます。
9月のサロンでは、1964年、水戸徳川家伝来とされる「梅松蒔絵十種香箱」を皮切りに、古代オリエントの香油瓶から20世紀の香水瓶に至るまで数多くの「香りの器」をコレクションされている、大田区蒲田の高砂ギャラリーを訪れてみましょう。
このギャラリーでは、アール・ヌーヴォー期、アール・デコ期の香水瓶、ルネ・ラリックの名作だけでなく日本の香道具や香木なども鑑賞します。また香水にまつわる絵画・ポスターなども展示されています。
見学前に、近隣レストランにてランチ&ミニレクチャーを行います。
参加費 | 5,800円(コースランチ代、お茶代込み) |
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8月のサロン 「大人の銀座のアート遠足&夏アフタヌーン・ティ」
日時:8月29日(火)12:00〜
場所:銀座(詳細後日お知らせ)
定員:5名限定
銀座には多くの「アート・スポット」が存在します。
戦後、文化の中心は銀座だったと言います。一流品が集まるこのエリアに、やはり一流の芸術を扱うギャラリーが店を構え、銀座は「画廊の街」としても発展していきます。やがてこの街にオフィスやブティックを構える企業が「文化の発信」として、アート・ギャラリーを併設するなど、銀座はアートの宝庫としてもその魔力を発信し続けています。
インバウンドのショッピングで賑わっているエリアですが、密かに点在するいくつかのアート・スポットを回りながら、終わりゆく夏のひとときをアフタヌーン・ティで体力をつけて、アートを巡ってみましょう。
以下のスポット等からいくつか巡る予定です。
資生堂ギャラリー
セイコー・ミュージアム銀座
ポーラ・ミュージアム・アネックス
メゾン・エルメス「Le Forum」
クリエーション・ギャラリーG8
奥野ビル(外観)
アフタヌーン・ティGINZA SIXのトップフロアにあるザ・グラン・ラウンジを予定(変更する場合もあります)
参加費 | 8,600円 |
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7月のサロン 「七宝エマーユ美術館とお洒落ランチ」
日時:7月29日(土)13:00~
場所:七宝エマイユ美術館、近隣レストラン(恵比寿〜広尾近辺)
定員:5名限定 *満席
古代エジプトからの技法でビザンティン帝国にて洗練され、やがてヨーロッパへと入ってきた七宝(エナメル、エマイユ)、アール・ヌーヴォー期にはシャンルベ、クロワゾネといった多くの技法が発達し、優美なジュエリーを作り上げていきます。
そんなアンティーク・七宝の作品を収集した日本で唯一の美術館である七宝エマーユ美術館を訪れて、珠玉の作品を鑑賞いたしましょう。
鑑賞の前に、近隣のレストランでランチを頂きながら、七宝に関するミニレクチャーを行いたいと思います。
参加費 | 5,800円(入館料、ランチ代、お茶、ミニレクチャーを含む) |
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6月のサロン2 「愛のヴィクトリアン・ジュエリーとティー・タイム」
日時:6月15日(木)14:00~
場所:大倉集古館、ホテル・オークラ
定員:5名限定 *満席
英国が世界で最も輝き「太陽の沈まない帝国」と呼ばれていたヴィクトリア女王の治世下、英国王室だけでなく英国市民のライフスタイルも向上してきました。そんな古き佳きヴィクトリアンのジュエリー、レース、銀器などの装飾品を展示した「愛のヴィクトリアン・ジュエリー」展が大倉集古館にて開催されています。
本展覧会の鑑賞の前後に、ホテル・オークラにてケーキ&お茶での懇親会&ミニレクチャーを開催いたします。
参加費 | 5,800円(入館料、ケーキ&お茶、ミニレクチャーを含む) |
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6月のサロン1 「昭和の竜宮城とアフタヌーン・ティ」
日時:6月9日(金)13:30~
場所:ホテル雅叙園東京、百段階段
定員:5名限定
東京都指定有形文化財とされている「百段階段」にて、『文豪が誘うノスタルジックの世界』展が開催されています。1935年(昭和10年)に完成した、この階段廊下をつなぐ部屋の絢爛豪華な装飾と共に、明治から昭和にかけて活躍した日本の文豪たちの世界を体感してみましょう。
当時の目黒雅叙園であったこの建物は別名「昭和の竜宮城」と呼ばれていたそうです。破格の装飾の豪華さ、美しさが木造建築でありながら90年近く経た今でも現存しているのは嬉しいですね。
百段階段で伝統の美を発見した後は、九十九段の階段を登ったご褒美として、みなさんでアフタヌーン・ティを楽しみたいと思います。
参加費 | 8,600円(入館料、アフタヌーン・ティ、ミニレクチャーを含む) |
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4月のサロン 「鎌倉で英国アンティークを」
日時:4月15日(土)
場所:英国アンティーク博物館BAM鎌倉、鏑木清方記念美術館、他
定員:5名 *満席
隈研吾氏がその設計を手がけたことでも有名な、英国アンティーク博物館BAM鎌倉が昨年オープンして話題になりました。
ヴィクトリアン朝の数々の美しいアンティーク、英国王室御用達のピアノ、ジョン・ロブの靴の木型、そしてシャーロックホームズの部屋の再現と聞けば、もう英国アンティーク好きにはたまらない美術館。鎌倉彫をイメージする独特のファサードも建築好きにはたまらないですね!
鎌倉は日本で初めてナショナル・トラストのコンセプトが導入された都市とあって、英国同様、古き良きものを大切に守る想いが根付いた街。「鎌倉殿の13人」の効果もあって連日混み合っているようですが、そろそろ桜も終わって落ち着き始めたこの時期、鎌倉アート散策はいかがでしょう。
近くにある鏑木清方記念美術館も訪れたいと思います。
参加費 | 8,600円(入館料、ランチ含む) |
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3月のサロン 「アンティーク・ドールの世界と北大路魯山人の古民家拝見」
日時:3月21日(祝) *日程変更 4月5日(水)
場所:笠間日動美術館、春風萬里荘、他
定員:8名程度
ようやく待ち遠しい春が訪れる季節、重い腰を上げて遠足に行きませんか?
今回は上野駅から1時間と少しで行ける笠間に位置する笠間日動美術館を訪れます。この美術館はフランス美術の巨匠たちの作品を展示しているフランス館をはじめ、パレットコレクションなど実に見るべき作品の宝庫なのですが、私たちアンティーク好きにゆかりのあるアンティーク・ドールを数十体所蔵しており、冬の季節だけ展示されています。
なかなかまとめて見る機会のないアンティーク・ドールの世界を網羅し俯瞰できるまたとないチャンス!特別に館内でレクチャーをいただく予定です。
また笠間日動美術館の分館として、もともと鎌倉にあった北大路魯山人の住居が移築され、春風萬里荘として近くにありますので、一緒に見学させていただきましょう。
基本は現地集散となりますが、公共交通機関を使われる方は上野発着での旅程を組みますので、是非ご一緒ください。
< 予定 >*変更の可能性あり
09:30 上野駅発 (JR特急ときわ55号) 10:37 友部駅着 |
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10:50 友部駅発 (かさま周遊バス) 11:07 日動美術館着 |
日動美術館 アンティーク・ドールレクチャー&館内鑑賞(特別展:『画家 岸田劉生』開催中) |
13:00 ランチ、街散策 |
15:07 日動美術館発 (かさま周遊バス)15:24 春風萬里荘着 |
春風萬里荘館内見学、お茶など |
16:49 春風萬里荘発 (かさま周遊バス)17:13 友部駅着 |
17:22 友部駅発 (JR常磐線) 19:12 上野駅着 |
参加費 | 8,600円(ランチ、お茶、入館料、レクチャー等を含む)+交通費 |
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2月のサロン 「明治時代の洋館、インテリアと明治の洋食器」
日時:2月23日(祝) 11:30〜
場所:明治記念館、他
定員:7名限定
もはや明治時代は令和の今から4つも前の元号となり、「明治は遠くになりにけり」の「明治」が「昭和」に置き換えられるような時代となりました。
しかしながら現在の私たちの暮らしは明治時代の西洋化がそのルーツとなっているといっても過言ではありません。
急速な西洋化が起こった明治時代、明治天皇はいち早く洋食を取り入れ洋装で生活をしたと言われていますが、一体どんなものをどんな食器を用いて食べ、どんな宮中晩餐会で海外の要人をもてなしたのか、今は幻となった明治宮殿のインテリアや明治時代の洋食器、そんな明治のアンティークに触れてみましょう。
旧赤坂仮皇居御会食所として東京都指定有形文化財に指定されている明治記念館を訪れ、その特徴ある建築を見学し、食事またはアフタヌーンティをいただきながら明治に想いを馳せてみる会です。
参加費 | 8,600円(ランチまたはアフタヌーン・ティ、ミニレクチャー付) |
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1月のサロン 「宝石鑑別の超入門 〜ダイヤモンドとエメラルド〜」
日時:1月29日(日)12:00〜14:00 ランチ、14:30〜 宝石(原石)鑑別会入門場所:東京芸術劇場、近隣レストラン
定員:6名限定 → 8名へ増員しました *満席
19世紀末より「お手頃」なジュエリーが世に多く普及し、シャネルが「コスチューム・ジュエリー」をモード界に広めていくようになると、いわゆる宝石主体のファインジュエリーの存在が若干古めかしいもの、に思われてきました。
しかしながら世の中が不安になると、人は「本物」を求める本能的な欲求が蘇ると言います。実際シャネルも本物の宝石を否定したわけではなく、1920年代「レ・ザネ・フォル(狂乱の時代)」には敢えてお遊びのコスチューム・ジュエリーを手がけていましたが、世界大恐慌が起こった後の1932年には「ダイヤモンド・ジュエリー」展を開催、本物のみのコレクションを展開しています。
コロナ禍に戦争に日本の経済不況、という中、私たちも今一度本物に帰って、ファイン・ジュエリーの魅力を探求してみませんか?
今回はそういった本物の宝石を見るにあたり、一体プロはどのような道具を使ってどのように鑑別しているのか、なぜこの石はこの石より価値があるのか、その真髄は?チェックポイントは?という鑑別の知識をG.I.A.G.G.の目黒佐枝先生が特別に素人の私たちにわかりやすく秘伝してくださいます!
このまたとない機会、ジュエリーに興味のある方、是非ご参加ください。当日の宝石の販売などはもちろんありません!(セキュリティ上、高価な品物をお持ちすることは出来兼ねますのでご了承ください。)
また鑑別会に先立ち、講師と共に一緒に美味しいランチをいただきながらの懇親会を行います。
目黒先生のプロフィールはアカデメイアをご参照ください。
参加費 | 8,600円(ランチ、お茶等を含む) |
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