今日のアカデメイアは2か月ぶりのZoomの講座でした。先月は実地研修ということで神田教会に出かけたのですが、そこで目にしたステンドグラスに描かれている世界は、まさにこの聖書の中のストーリー。聖書を制すると絵画が読める、というわけですね。
まずは前回のおさらい。受胎告知からイエスが誕生し、エジプトに逃れ、予言を受けるところまでをざっと復習。
そして今日のテーマ、博士たちとの議論、キリストの洗礼、キリストの誘惑、奇跡の漁り、キリストの変容、キリストの奇跡へと辿りました。
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聖書を題材とした絵画はオールドマスターズだけかと思いきや、実は19世紀でも20世紀でも描かれているのですね。
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そしてルネサンスの画家もバロックの画家も、同時代の人々をそのまま登場させていたりして、現実と聖書が混じり合ったような絵画が描かれている、そんな絵を見ていくと敷居が高いように感じられた宗教画も実は身近なところにあったんだ、と感じられますね。