12月のAEAOサロン倶楽部とアカデメイアは合同企画で「聖なるクリスマス2024 /東京カテドラル聖マリア大聖堂」を行いました。前半はAEAOサロン、後半はアカデメイアという位置づけでしたが、みなさんオールでご参加、とても楽しい会となりました。
集合はホテル椿山荘ロビー。今朝は東京で初雪観測とこの冬最も冷え込んだ朝でしたが、幸いお空は雲一つなく晴天。まずはお庭にて、冬のこのホテルの名物(?)、東京雲海を体験します。毎時2回ずつ行われるのですが、ちょうど11 :40の回に居合わせることができました。三重塔まで上がれば上から庭全体が見渡せるのですが、上がっている間に終わってしまっては…と急遽池や滝の方向へ。一瞬とはいえ幻想的な空気に包まれながらの日光浴&森林浴が楽しめました。
12時より、ロビー・ジャルダンにてクリスマスアフタヌーン・ティ&懇親会。翌3月の研修旅行のお話や、11月の神戸国内研修の思い出話、当協会監修者・岡部先生が前週出演されていたNHK「クローズアップ現代」の番組のお話など、多方面にわたってみなさんで楽しく懇親いたしました。
お茶はお変わり自由で、スペシャリティのクリーム・ティとスパイスがふんだんに入った赤ワイン風味のホットティは全員で頂き、あとは個別に好みのお茶をオーダー、お腹もタプタプでフーズやペイストリーもたっぷりいただき、食べきれなかったスコーンなどはお持ち帰りさせていただきました。
そしてホテルの2つ目のロビーのあるバンケット館の目の前の建物が、これから見学する東京カテドラル聖マリア大聖堂、ここからはアカデメイアの講師・中山久美子先生のお導きで参ります。
大聖堂内ではガイディングはできないので、まずは陽の当たるジョゼフィーヌの鐘の前でレクチャー。「カテドラル」とは何か、「大司教区」とは? 関口教会って? といった基本のキから、そして丹下健三氏がこの大聖堂を建設することになった経緯、特徴、聖堂内の見どころを分かりやすく説明してくださいます。アカデメイア第2期で見学に訪れた神田教会とこの関口教会の関係もスッキリ。
すぐ傍にある「ルルドの洞窟」についてもご説明いただきました。ここのレプリカはルルドの実物と同じ大きさで作られたものだそうです。お隣には聖ヨゼフの像もありますね。
聖堂内部は撮影禁止ですが、陽の光がどのように聖堂内に入ってくるのか、想像しながら見上げていると無になれますね。クリスマスの季節ですから、クレッシュも用意されていました。今夜はこのカテドラル内でコンサートが催されるということで、中では音響や照明のスタッフさんが準備をしており、リハーサルの情景にも出くわし、たった数名での歌声がこんなに響くのね、とうっとり。
献金箱にわずかながらの寄付をし、おみくじならぬ「お告げのお言葉」を引きました!
2024年もAEAOサロン倶楽部、そしてアカデメイアにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。2025年のプロジェクトも年内には発表できると思います。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。