アカデメイア」カテゴリーアーカイブ

ガウディの家具を見てガウディを考える

アカデメイア「60分で紐解くアンティークの名品」第2部の最後の回は、ガウディの家具について行いました。ガウディと言えば誰もが知っている「サグラダ・ファミリア」、完成までに300年かかると言われていた教会建築ですがどうやら2026年には完成予定とのこと、現在生きている人たちの多くが生きている間に完成を見届けることができそうです!

世紀末〜20世紀初頭にかけて、ヨーロッパの至るところで新しい芸術の兆しが起こりました。総称してアール・ヌーヴォーと呼んでいますが厳密にはこの呼称はスペイン・ベルギーのフランス語圏での表現であり、ガウディが活躍したスペインではモデルニスモ、しかもモデルニスモはバルセロナを中心とするカタルーニャ地域で興っていましたので、カタルーニャ語で「ムダルニズマ」と呼ばれています。このムダルニズマを代表する建築家がガウディであり、そしてガウディは建築だけでなく室内装飾・インテリアのデザイナーでもあったので、ガウディのデザインした椅子をはじめとする家具が残されています。

カルヴェ邸のためにデザインしたアームチェア

ガウディの生き様、求めたもの、当時のバルセロナの社会・経済背景、街づくりの計画、いろいろな視点でガウディを眺めてみました。

ちょうどこの今、バルセロナのカタルーニャ美術館でガウディを再考する展覧会が開催されています。3月までですので、なかなか行く機会もないかもしれませんが、その後この展覧会はパリのオルセー美術館へ巡回します。

今回にて「60分で紐解くシリーズ」第2部は終了、来月からは「60分で紐解く絵画」シリーズがスタートします。お申し込みをお待ちしています。


アカデメイアがスタート!

4月より、本協会主催の学びのスクール、『アカデメイア』がスタートしました。
『アカデメイア』とは古代ギリシアにあったプラトンの学園が置かれていた地名で、その後のアカデミーという言葉の語源となったと言われています。アリストテレスがこのプラトンの学園に20年通っていたように、卒業のないスクール、いつでも誰でも入れていつまでも学べる、先生も生徒もなく皆で学び追求していく、そんなスクールを目指しています。

当面、2つのコースをオンライン・オンデマンドにて行なっています。

「60分で紐解くアンティークの名品」は、毎回1作品ずつを取り上げて、その作品の背景や由来、歴史、まつわるお話などをみなさんで紐解いていくシリーズです。AEAOサロン倶楽部同様ワンショットでいつでも誰でも参加できます。

第1回はリスボン・グルベンキアン財団内の美術館に所蔵されているルネ・ラリック「蜻蛉の精」について、行いました。この作品は1992年に日本にも来日し、東京国立近代美術館での展覧会「ルネ・ラリック」展に展示されていました。

「はじめての人のための、アンティーク超入門」は、ビギナーの方を対象に、アンティークの世界をゼロから学ぶコースです。「西洋骨董鑑定の教科書」を基に10回コースでシリーズとなっていますが、単発で受講することも可能。10回コースはアンティーク検定試験の日程に合わせてスケジューリングされていますので、今回3級の試験を受験する方には最適なコースです。またフル・オンデマンドですので配信日以降は、いつでも過去の回を受講することが可能です。

オンライン講座は自宅で受講できて便利な反面、ずっと動かず画面を見続けていると眼も疲れて来ますし、集中力も続きません。アカデメイアはすべて60分で終えるようにプログラミングされていますので、ぜひこれを機会に初めての方も如何ですか?