今月~来月にかけ、第16回アンティーク検定講習が開催されています。3級は知識ゼロの初心者から受講可能、2級はすでに3級を試験で合格しているか、または講習で修了している方が対象となる講習会です。
今回の3級は恐らく最年少でしょうか、20歳になったばかりの方が受講され、この世界も裾野の広さを感じます。初日の座学講習、翌日のオンライン講習&実地見学を経て5名のあらたなる鑑定士の卵たちが誕生しました。
陶磁器、銀器、ガラスの三大工芸の基礎を学び、人生初めてかもしれない銀器の刻印の読み方なども実際にルーペを手にしてトライしてみます。
さらに家具、建築の様式を一通り俯瞰し、仕上げに実地見学で訪れたのは前回同様、旧岩崎邸庭園。来る度に明治建築の偉大さや財閥のスケールの大きさを感じてしまいますね。




運よく今回もちょうど和館の見学に差し掛かったところで、御茶席が空いていたのでこちらでお茶をいただいて、ディプロマ授与となりました。オンライン、オンデマンドご受講の方は是非次回、ご一緒しましょう。