旧山田家住宅」タグアーカイブ

旧山田家住宅を知っていますか?

今日のAEAOサロン倶楽部は、世田谷区指定有形文化財の旧山田家住宅の見学に行きました。成城学園駅から歩いて10分ほどのところにある、昭和初期の建造物です。

まずは懇親会ランチ。今回はフレンチのコース料理を駅からすぐの建物も素敵なアシエットさんにて。ほぼ個室のような空間を贅沢に使わせていただきました。お料理もどれも素晴らしいのですが、カトラリーはクリストフルのアリア、デザート時にはマルリーでした。アンティーク仲間ですので、こういうのは目ざとくチェック!

たっぷり2時間のコース料理を楽しんだ後、旧山田家住宅へ。途中に見られる建物もどれも広大な敷地に邸宅風で立派、さすが高級住宅街。「成城憲章」なるもので、景観も守られているのですね。

旧山田家住宅は、文字通り山田さん(山田盛隆氏)のかつてのお住まいだったのですが、元の建築主は楢崎定吉というアメリカ帰りの実業家、御子さんを成城学園に通わせるためにこの地で住宅を建設したと言われているようです。

外観は洋風ですが内部は和洋折衷。玄関ポーチには昭和初期に流行した、あの帝国ホテルでも使われていたスクラッチタイルがありました。居室はほぼ洋室ですが、2階の客間には書院造の品格のある和室に雪見障子が設えられています。(女中部屋も和室!)

照明器具からドアノブ、上げ下げ窓、ラジエーター、ランドリーシュートなどを見ると昭和初期のブルジョアの様子が垣間見えます。この時代にセントラルヒーティングのあった屋敷ですから、その生活水準の高さが伺えますね。

現在はポーチ(ベランダ)の空間がカフェになっていて、こちらでお茶&パウンドケーキをいただきながら(さっきフルコースを食べたばかりなのに!?)、外の梅の花を眺めつつお喋りに花を咲かせる私たち。

お庭の景色も十分に楽しませていただき、今度は駅と反対側にある世田谷美術館分館の清川泰次記念ギャラリーを訪れました。元々画家であった清川がミサワホームや西武百貨店のデザインを手掛けるようになった1980年代をリアルに生きていた私たち、「こんなデザインのインテリアグッズ(スリッパ、カーテン)、デパートによくあったよね」としみじみしながら清川の旧自宅兼アトリエでの小さな展示を楽しみました。

午前中はまだ冷たかった風も陽の光を浴びて少し暖かくなってきたようです。春までもう少しの我慢ですね。ご参加いただいたみなさま、有難うございました。