第4回目となる国内研修旅行、今回の地は長崎です。思えば横浜や神戸よりもうんと早く西洋との交流のあった街、日本における洋風建築の源はここ長崎にあるのですね。長崎は和・華・蘭(わからん)文化、日本と中国とオランダの文化が古くから混じり合って独特な街並みを形成しています。
先週のアカデメイアで「長崎とオランダの建築と歴史」を学び、いよいよその検証への旅がスタートしました。まずは気になるお天気ですが、前川清の代表曲「長崎は今日も雨だった」のごとく予報では雨…でも幸い長崎空港へ到着した時点では傘は必要ありませんでした。
空港から市内へのバスに乗って、新地中華街にて下車、前乗り組の一人がバス停に迎えに、もう一人が中華街の中の1927年創業の老舗『会楽園』にて順番待ちをしてくれているという完璧なチームワークの元、地元民のみならず修学旅行生や観光客で11時オープン時から列の絶えないこの名店でそう待たずにランチにありつけました。名物長崎ちゃんぽんの御三家の1つです。




予報通り雨が降ってきましたが、小雨でそう強くはありません。予定ではこの後はホテルへ荷物を置いてグラバー園でしたが、天候を鑑みて急遽翌日とプログラムを入れ替え、新地中華街からそう遠くない出島の見学行うことにしました。出島はフラットで足元も整備されているので、雨の中でもグラバー園よりは比較的影響が少ないというMさんの素晴らしいアイデアで、路面電車で一駅の出島へ。






鎖国時代唯一のヨーロッパの窓口、出島。復元建造物を通して建築のみならず、西欧人の生活を垣間見ることができる、コンパクトなエリアです。まだ復興整備の途中段階でもあり、最終的には19世紀初めの扇型へと作られていくそうです。
見学後は、タクシーに分譲してホテルへ。なかなか流しのタクシーは走っていないのですが、運よく2台つかまりました。
ホテルインディゴ長崎グラバーストリート、今回の研修の目的の1つはこのホテルに宿泊することでした。というのもこのホテルは1898年に修道院として建てられた洋館で歴史的建造物、リブ・ヴォールト天井やステンドグラスはホテル内レストランへ改造され、ホテル内のデザインは長崎の石畳の路地、レンガをイメージしたデザインで溢れかえっているのです。






素敵なプチ・ラグジュアリーホテル、何度かやり取りをしていた担当者の方がご挨拶に来られ、到着と同時にウェルカムドリンクをいただき、部屋へチェックイン。海側に面した広々としたお部屋で、2時間のホテルくつろぎタイムとしました。寝るだけのホテルではなく、ホテルライフを愉しむのにふさわしい優雅なハイクラスホテルでしばし休憩です。海側をボーっと見ていたらいつの間にか停泊していたクルーズ船が出航していきました。
少し疲れが取れたところで、散歩を兼ねての夕食は、明日見学する予定のグラバー園や大浦天主堂をちょっと超したところにあるANAクラウンプラザ内にあるレストラン『パヴェ』にて、長崎名物トルコライスをいただきます。長崎のソウルフードなのですが、言ってみれば大人のお子様ランチ!?


あっという間に食べ終わってしまったので、予定していたバスの時間を早めて第1便無料循環バスに変更し、世界新三大夜景の1つ、稲佐山山頂展望台からの眺めを求めて長崎ロープウェイの淵神社駅へ行きました。しかし…うぅ、残念、どうやら展望台に上っても霧で何も見えません、とチケット売り場の窓口で言われ、山頂での景色もLIVEでスクリーンに映っていましたが、真っ白!!何も見えないのに往復1900円払って行くこともないよね、と諦めの早い私たち、じゃあラグジュアリーなホテルライフを愉しもうよ、とさっさと路線バスで市民になったかのように長崎の夜の街を車窓から眺めつつホテルの近くまで戻り、翌日入りたいお店チェックなどをしながらホテルへ戻りました。



寝る前にちょっとバーで飲んじゃおうかな、というグループも。1日目、無事終了しました。