月別アーカイブ: 2026年4月

2026年アンティーク検定講習・2級の前半が終了

今週末はアンティーク検定講習・2級の前半2日間でした。2022年より、2級は講習のみで取得できることになっています。

初日の土曜日、なんと4月にして夏日!?東京は27℃と気温が異常上昇した中、文京シビックセンター内にて終日の講習会。テーブルウェアの歴史からスタートし、「鑑定」とは何か、英語で書かれたクリスティーズのオークション「鑑定description」を解明し、実際にテーブルウェアのちょっと変わったものを教材に、それぞれ鑑定の練習をします。

ランチは前回から文京シビックセンターのときはここ、と決めているインド・バロック(勝手に命名!)調のお店にて。キャビネットの中にある銀器コレクション、実は24金のスプーンやティーセットなどもあって、インドとゴールドって何故かに合いますよね。

そしていよいよ与えられたものを鑑定し、英語で表現してみるという練習、頭の中でなんとなく思ったことでもいざ言語化すると難しいもの、それでもなんとかみなさん終えました。講習で使用した鑑定品はお持ち帰りいただけるので、それぞれご自宅で使っていただければと思います。

最後に「モードの歴史」、ルネサンスから20世紀後半までのモードについて、男性優位のモードから女性優位へ、やがてデザイナーの登場、と500年のモード史を美術様式、装飾工芸様式とともに俯瞰しました。

2日目の午前はオンラインによる「アール・ヌーヴォーとアール・デコ」の座学講習、そして3時間後に東京都庭園美術館へ集合し、東京で見られるアイコニック的なアール・デコの建物、旧朝香宮邸を見学しました。前日からスタートした建物公開「アニマルズin朝香宮邸」展、とても賑わっていました。

この講習のために2日間、朝早くから遠方はるばるお越しいただいた方、宿泊された方もいて、みなさんの向学心の高さに頭が下がります。2日間の講習、お疲れ様でした。また3週間後に後半の講習会でお会いしましょう。

東京ステーションホテルとシンワオークション

4月はお出かけイベントが盛りだくさんです。今日はAEAOサロン倶楽部にて、東京ステーションホテルでランチをし、シンワオークションの西洋美術オークション下見会を見学するという会でした。

待ち合わせは東京駅丸の内南口、皇居(東御苑)へ向かう場合はここから西へ歩きますが、このドームはやはり圧巻ですね。今回は名古屋からご参加いただいた方もいましたが、「新幹線ですぐなんですよ」と。

この東京駅南口から外に出ることなく東京ステーションホテルへ入れるのですが、わたしたちはわざわざ外に出て、Small Luxury Hotels (SLH) of the Worldと書かれている正面フロントより入ります。そう、東京ステーションホテルは厳しい審査を経て認定されるラグジュアリーなブティックホテルが加盟する会員ホテルで、2025年には「SLHスピリットアワード」を受賞しているのです。

重要文化財であり、1915年開業当時の姿へと化粧直しをした東京ステーションホテル、辰野金吾建築好きにはたまらない空間ですね。

1Fのロビー・ラウンジは、ネオクラシック調のデザインの優雅な空間で、こちらでもお昼に軽食をいただけるのですが、今回は敢えてこのアイコニックな空間をパスし、ガストロノミー的に評判のよいイタリアンのエノテカノリーオを予約しました。

いただいたメニュー・アッサージオはフレンチでいうムニュ・デギュスタシオンでしょうか、色々な種類を少量ずつということですが、前菜、パスタ、メイン、ドルチェとどれもそれなりにボリューミーで、しかも急かされずたっぷり2時間かけてのサービス。この時期にしか食べられないしらすとアサオのスパゲティや、デザートのバジリコのジェラートが入ったブリュレなど、どれもサプライズがありながらも美味しく、みなさんでペロリといただきました。

その後は2Fにある虎屋さんのショップへ。この東京ステーションホテルとパリのTORAYAでしか食べられない限定アールグレイ饅頭などお買い物をし、2Fの展示パネルで東京ステーションホテルの歴史を辿りながら一周、上から眺める東京駅南口も風情がありますね。このゾーンは写真撮影禁止です。

折角なら、とすぐ隣にあるKITTEの屋上庭園にも行こうとしたところ、本日は強風のため閉園となっていて残念でした。

シンワオークションの下見会、昨年秋にも同AEAOサロン倶楽部にて伺っていますが、ここ丸の内仲通りに移転してから入りやすくなったように思います。今日が下見会の最終日、今回の西洋美術オークションはBag/Jewelry & Watchesとの同時開催で、西洋美術工芸以外にもついついジュエリーの方も真剣にウォッチングしてしまいます。

みなさん予めデジタルカタログでチェックしていたようで、お目当てのものを確認したり、知識として知っていてもなかなか見たことのない現物を見てそのサイズ感に驚いたり、この機会に会員登録をして事前入札をしたり…とそれぞれ下見会を愉しみました。

下見会でチェックしたものが実際にいくらで落札されるのか、その落札結果を後で照らし合わせて色々考えをめぐらせるのもとても面白いものです。エスティメートから大きく外れて落札されたり、思ったより安く落とせたり、値段は生もの、というのがオークションの醍醐味です。米イラン戦争で昨今株価が乱高下していますが、投資をしている方とちょっと似ているアドレナリンが出るのがオークションの世界、さて4月11日のオークションの結果はどうなりますでしょうか、ドキドキ!