今月のアカデメイアは先月のサザビーズに続き、クリスティーズ。どちらも世界的に知られている二大オークションハウスですが、クリスティーズは元々美術商が創立した会社、18世紀から一貫して美術品の貿易の中心であり続けたハウスです。
昨年の11月にNYのクリスティーズのオークションでルネ・マグリットの《光の帝国》(1954)が約188億円で落札され、シュルレアリスム作品としてレコードを更新したことでも話題になりました。
今回は2025年3月~4月にかけて行われたクリスティーズNYのオンライン・オークションの出品物と、2024年11月にパリで行われたクリスティーズ・パリのライブ・オークションの出品物の中から、家具、銀器、陶磁器など5点を見ながら、それぞれの作品の知識、装飾の表現方法、記載方法などを学んでいきました。
さて、次回はいよいよ実地見学、オークション下見会を回りながら実際の作品を見ていきます。どんなものが出ているのか、楽しみですね!