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神戸での国内研修旅行・2日目

2日目の朝、ホテルでの朝食は各自自由に。老舗の京料理『たん熊 北店』の和定食と、なんと11月18日にリニューアルされたばかりという豪華な朝食ビュッフェ、迷いますね。ランチがフレンチのコースなので、和定食を選んだ人が多かったようです。

2日目の朝活(自由参加)は、ホテルからすぐの場所にある竹中大工道具館。誰もが知っている竹中工務店ですが、大工道具の博物館というのは日本で唯一だそうで、伝統のものづくりが見直されている今、きっと面白いに違いない、とオープンと同時に駆け付けました。まずは建物の木の香りにほっこり、ゆったりした館内は木と大工道具の展示が続き、特に知識がなくても楽しめます。常設展以外に開館40周年記念企画展の「日光の彩色と金工」展が開催されていました。

ホテルに戻ってチェックアウト後は、歩いて北野異人館街へ。お天気もポカポカな上に坂もあって、汗がかけるほど。数ある館の中で、コロニアル様式の英国館、そして装飾性の高い(過剰な?)美術品を展示しているというプラトン装飾美術館(イタリア館)の2館を訪問。英国館にはシャーロック・ホームズの部屋も再現されていました。プラトン装飾美術館にはワインカーブや様式庭園にプールまで。

この北野異人館の風物詩ともなっている風見鶏の館 は耐震改装工事中で内部には入れませんでしたが、外観を見ることはできました。

ランチはこの界隈に佇む、花と緑に囲まれた一軒家レストラン「パラディ・北野」さんでのフレンチ・コース料理を。元スイスの貿易商社社長の居宅がそのままレストランに改装されたということで、建物は天井の高い贅沢な造りでした。お料理も新鮮な野菜をたっぷり使った前菜のテリーヌ、淡路島直送の玉葱のポタージュスープ、メイン(鯛のパイ包み焼き、または牛ホホ肉の赤ワインソース煮込み)、デザートと量もたっぷり。

食べたら消化!と、最後の目的地は神戸布引ハーブ園、約10分のロープウェイで頂上まで。クリスマス・マーケット「古城のクリスマス2024」が開催されているというのでこの時期は特別料金でしたが、ハーブ園の山頂から心地よい風に吹かれながら山々と神戸の街並みを一望、また香りの資料館でなども楽しめました。

日が暮れたらイルミネーションが点灯し幻想的な「古城のクリスマス」の雰囲気になるのでしょうが、そこまで待つのは諦めて、早めにロープウェイで麓まで降り、そしてホテルで預け荷物をピックアップ。ここで解散とし、そのまま新神戸から山陽新幹線で戻る方、大阪へ出る方などに分かれて終了となりました。

2日間、たっぷり食べ、歩き、笑い、そして学び、と参加者一同仲良く楽しく過ごした研修旅行でした。ご参加いただいたみなさま、お疲れ様でした。

神戸での国内研修旅行・1日目

11月のAEAOサロンの一環として、1泊2日にて国内研修旅行で神戸へ行きました。7月の名古屋に続き、国内研修第2弾です。

みなさんでまずは山陽新幹線の新神戸駅へ集合、今年は新幹線も災害や事故で急に運休したり休業したりという事が何度かありましたが、日頃の行いが良いのか(!)運行に問題はなく、また東京の朝は冷たい雨模様だったというのに神戸は2日間とも晴天でポカポカ。旅は天気と食事で決まると言いますが、お天気も最高でした。歩くと汗だくになるくらいな陽気です。

駅に直結しているANAクラウンホテルが今回の宿泊地、利便性もさることながら神戸の街や港が見渡せる展望階に部屋を取りました。まだチェックインはできないので荷物を預けて、神戸の中心・三宮へ地下鉄で移動します。

先週までは兵庫県知事選でにぎわっていたこの駅周辺もこの日は平常でのんびり、常に人口密集な上にインバウンド客が大型スーツケースを持って右往左往している東京のような光景はあまり見られず、どことなくのんびりした雰囲気を感じました。

目を付けていたランチのレストランを探し、順番待ち。「並ぶところは美味しい」の定説通りで次々と人が名前を書いて並びます。私たちはグループだったのでなかなか席が空かなかったのですが、ほどなくして着席、評判通りの美味しい定食にありつけました。すべて地元の食材を使ったものばかりで、待った甲斐もありました。

ランチ後は今回のハイライト見学地であるヨドコウ迎賓館を訪ねるべく、阪急電車に。映画「阪急電車 片道15分の奇跡」の話などをしながら乗り込んだ車両は1910年の開業時からのマルーンカラー(茶色系統)のレトロバージョン、グッドデザイン賞を受賞しているのですね。

芦屋川から歩いて最後は坂を上った丘陵地にそびえたつヨドコウ迎賓館。言わずと知れた巨匠フランク・ロイド・ライトの設計です。7月の名古屋研修では明治村で旧帝国ホテルを見学しましたので、行かれた方は記憶も新しいでしょう。帝国ホテルと同じ大谷石に幾何学的な彫刻、木組み装飾や飾り銅板などライトの特徴が随所に見られます。屋上のバルコニーから陽の光を浴びて眺める大阪湾までの贅沢な展望に、一同「ああ、癒される~」と笑顔に。

見学後はぶらぶら芦屋川沿いを歩きながら、また同じ阪急電車で三宮へ戻り、神戸の中華街・南京町へ。横浜中華街をコンパクトにした感じですが、やはり活気づいていますね。有名どころの『老祥記』には長蛇の列、ここは常時すごいのだそうです。

連日少子高齢化の弊害ばかり聞かされて若干うんざりな中、この南京町には中高生や若い人たちがたくさんいて、食べ歩きに興じる笑顔を見ていると不思議な生命力を感じます。

とはいえ食べ歩く元気のない我々は(ヨドコウ迎賓館でたっぷり歩いたのです!)、中国茶のカフェにてしばし休憩。世界で有名な中国茶専門店『天福茗茶』 の日本1号店なのです。かつて上海に駐在していたメンバーから中国茶のお話などを聞きながらゆっくりお茶で体力を回復し、すぐ隣の旧居留地エリアを散策。大丸神戸店、神戸市立博物館、十五番館など名だたる建築にイルミネーションが点灯した街路を歩いていると、阪神・淡路大震災後の復興にどれだけ市民の方々の努力があったのかをひしひしと感じます。

夕食はこの居留地で評判と雰囲気のよいBar & Bistro 64 というお店を18時半に予約していたのですが、予定が順調すぎて早めに入れるかお伺いしたところ快諾いただき、早めのディナーに。一品料理を何皿か取ってみなさんでシェアしたのですが、どれもこれも美味しくて写真を撮り忘れるほど。最後の〆のわさびパスタなど絶品でした。

ディナー後は、今年春にリニューアルオープンしたという神戸ポートタワーへ。歩くと若干距離があるのですが、ちょうど良い交通機関もなく腹ごなしに散歩を兼ねて歩くことに。途中で合ってるかしら?と迷っていたらすぐに通行人が駆け寄って教えてくれたりして、本当に親切な街です!

時間予約制で20時の回を取っていましたが、15分前から入れるということでこちらも早めに入場、予約QRコードをかざして、という例のシステムに四苦八苦しながらも展望台へ上がって眺める神戸の街と海の夜景、夜でも寒くなく風もなく、穏やかな空気の中を十分楽しみました。

神戸ポートタワーからホテルへは最寄り駅から地下鉄を乗り継ぎ、21時前にはホテルへ到着し、チェックイン。お部屋は28階で、窓からの眺めは山側も海側もあって、旅情たっぷりです。みなさん今日は18000歩くらい歩いたと思います。夜は各自お部屋でゆっくりくつろぎました。

国内研修旅行 「明治村と、ノリタケの森」DAY2

2日目はホテルの朝食でスタート。和洋食のビュッフェと老舗日本料理「なだ万」が選べるのですが、みなさんビュッフェの方に行かれたようです。名古屋飯と言われる手羽先、小倉バタートーストもありますし4星ホテルならではの何でもありのビュッフェはやはり目移りしてしまいます。

出発は朝9時30分とゆっくりなのですが、TV朝ドラの舞台に出てきたという名古屋市市政博物館を見学したいという朝活グループは事前にタクシーを予約して一足先に建物見学を済ませ、今日の午前の見学地・ヤマザキマザック美術館にてオープン5分前に合流です。実はこの美術館、第2土曜日の10時半から学芸員による解説ツアーがあり先着10名のみ、その枠を我々ですべてゲットするにはオープン前から並んでいる必要があるのですが幸い1番で受付をしていただき、全員分の枠が取れました。

ロココからピカソまで300年の西洋美術が一望できるコレクションを持ち、またアール・ヌーヴォーの家具とガラスのコレクションもまるでナンシー派美術館並みのクオリティで、パリに行かなくとも名古屋でルーヴル・オルセー・装飾美術館の3館を網羅できる、知る人ぞ知る稀有な美術館なのです。

1時間にわたって濃厚な解説をしていただき大満足で図録などミュージアムグッズも買い求めた後は地下鉄にのってノリタケの森へ。

AEAOの研修旅行は海外でも国内でも「美味しいものをいただいて幸せになる」という要素も大切にしているのですが、今回はこちらでフランス料理のフルコースを頂きました。最近ではメイン料理もお魚かお肉のどちらかで済ませることが多いのですが、お魚もお肉も、という贅沢なコース。ドリンクもノン・アルコールが実に充実していて、赤紫蘇カクテルなどソルティ・ドッグのようなイメージで、どれも美味しくいただきました。

日本が世界に誇るノリタケ・ブランドですが、実はこの場所の住所は名古屋市西区則武新町―そう、地名なのです。「ノリタケさんが創業したんじゃないの?」とよく勘違いされがちですが、モリムラ・ブラザーズからノリタケの誕生、ディナーサービスに思いを込めた発展の歴史をウェルカムセンターで学び、クラフトセンターで生地製造工程と絵付け工程を見学、そしてノリタケミュージアムでオールドノリタケの数々の銘品をしっかり堪能し、ノリタケスクエアショップにてそれぞれお気に入りのノリタケ製品やアウトレット、紅茶などのお買い物をし終えた頃にはもう足が棒に。

今日は数日雨続きだったお天気も回復し、そこまでの猛暑でもないという天候と3連休の初日ということで多くの人たちがこのノリタケの森に集いに来ていました。

こちらで解散となりましたが、荷物もすっかり増えてしまい、ノリタケの森から分散してタクシーで名古屋駅へ。そのまま東京方面へ戻った方、名古屋を堪能し尽くそうと名古屋名物を引き続き追い求めた方、3連休で別の目的地へ行かれた方、とさまざまでしたがLINEグループで写真をupし合い、旅行が終わってからも余韻に浸っています。

今回は2日間と短いながらも実に充実した研修となりました。ご参加いただきましたみなさま、有難うございました。また国内研修も少しずつ増やしていきたいと思っていますので、今回日程が合わなかった方も是非またご参加・ご検討くださいね。

国内研修旅行 「明治村と、ノリタケの森」DAY1

今年は梅雨がまだ明けない中、AEAOでは1泊2日の国内研修旅行を行いました。行先は観光地として人気の…イマイチな(!)名古屋。ところが我々アンティーク好きの民にとってはこの地は学びの宝庫なのです。今回は2日間で明治村、ヤマザキマザック美術館、ノリタケの森を見て回りました。

今回の旅行は現地集散。かつては海外研修でも当協会では現地集散型でしたがコロナ禍以降は旅行会社さんを通してのツアー形式で行っています。でも今回は国内、それも5~10分に1本は走っている東海道新幹線の名古屋駅集合ですからみなさんそれぞれの起点からいらっしゃるということで、朝9時10分に集合。豪雨に弱い東海道新幹線ですが、この日は雨にも関わらず定刻運行で助かりました。雨足が強いのが気がかりですが、犬山市では小雨になることを祈って…

名古屋駅からは高速バス1本で明治村まで直行の名鉄バスセンターへ。名古屋人ならみな知っている「ナナちゃん人形」のある場所から出発です。

雨のせいか名古屋市内を出るまではかなりの渋滞、ようやく高速に乗れた頃には電車+路線バスの追いかけ組からすでに犬山駅に着いたとの連絡、最終的に明治村へは追いかけ組が先に着いていました!

明治村に着いたら傘も要らないほどの小雨になってほどよい風も吹き、数日前の猛暑からすれば快適です。まずは村内5丁目の、明治の洋食屋で有名なオムライス料理の『浪漫亭』で腹ごしらえから。予約ができないレストランなので待つことを覚悟していたら、まさかの個室に即案内され大満足、平日で雨天だったことが功を奏したようです。みなさん朝5時起きで、という人も多く腹ペコのお腹になかなかの量ながらペロリ完食。

食後の見学第一弾は、明治村に来てここを見ない人はいないというハイライト的な建物、旧帝国ホテルをガイドさんに案内していただきます。全員首都圏・関東からの参加者なので日比谷の帝国ホテルは知っているのですが、ここに移築された旧帝国ホテルをあらためて目の当たりにし、水平と垂直に展開していく空間演出の面白さに感動、また大谷石やスクラッチレンガのお話など数多のエピソードを交えながら解説していただきました。吹き抜けの「光の籠柱」もピトレスクな魅力を醸し出していますね。

帝国ホテルの見学後は村内見学の自由タイムです。時間的にもすべてを見ることは不可能なので村内ボランティアガイドさんと回る方、予めチェックしておいた建物めがけてまっしぐらな方、重要文化財に焦点を充てて見学する方、なんとなく目についた面白そうな建物に入りながら歩き回る方、みなさん自由なテンポでそれぞれの明治村を楽しみ、バス出発30分前に正門へ集合。回りながらお互いバッタリ会うことも何度もあり、都度情報交換をしつつの見学散策でした。

正門で村内バスの運転手さんに「ハイ明治!」と集合写真を撮っていただいた時には雨もすっかり上がり日差しが顔を出してきました。名古屋へ戻る高速バスは行きほどの渋滞もなくほぼ定時に中心街の栄駅へ到着、名古屋も雨上がりで歩きやすい中、この辺りではラグジュアリーな4星・東急名古屋ホテルへチェックイン。

1時間ほど部屋で休んだ後は夕食に出かけます。

少し早く着いたのでオアシス21の屋上階「水の宇宙船」と呼ばれるエリアへ、ガラスの上を歩く怖さも含めて幻想的な空間です。外国人観光客もかなり見かけました。かつては「名古屋飛ばし」なんて言われていましたが、今や名古屋も侮れませんね!

夕食は名古屋の名物の1つ、八丁味噌だれの田楽のお店「鈴の屋」さんへ。テーブルに置けないほどのお料理で向かいの人との境界線が分からないほどぎっしりの品数でしたが、健康食なのかしっかり歩いたからなのか、意外とこちらもみなさんペロリといただきました。

ホテルへ戻る間にある中日ビル、今年の4月にリニューアルオープンしたのですが屋上テラスが開放されているということで、ここで暫く涼んでホテルへ帰着。スマホをチェックしたらこの日はみなさん2万歩ほど歩いていました!今夜はぐっすり眠れそうですね。