日別アーカイブ: 2015年9月13日

アンティーク検定・秋の対策講座について その2

**続き**
 

 平日昼間に開講される講座で、アンスティチュ・フランセ東京という学校があります。
 

 ここは、東京では永いこと「日仏」と呼ばれて親しまれてきた、旧東京日仏学院。2012年に、フランス大使館・文化部と統合し、アンスティチュ・フランセ東京という名前に名称変更されました。
 それでもみなさん「日仏」と呼んでいます・・・名称変更はなかなか行き渡るのには時間がかかりますね。
 それに、アンスティチュは、英語でいうInstituteなのですが、フランス語式発音に、日本は慣れていませんから、ちょっと難しいのでしょう。
 

 この学校は、フランス政府公認機関、フランス語・フランス文化を普及する目的を持っています。
 アトリエ「Art de vivre で学ぶ、フランス・アンティークの世界と鑑定」は、2014年4月より、当検定試験の対策講座としてスタートしました。受講生の中で、パリ・ビエンナーレ海外研修に参加された方も何人かいらっしゃいます。
 他のカルチャーセンター、カルチャースクールとの違いは、フランスに特化したアンティークの授業をしていること。
 

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 フランス語の知識はなくても受講できますが、フランス語によるビデオを見たり、フランス語でどういう表現をするか、といったことも学び、そのため、2期(=20時間)以上受講すれば、アンティーク・コレクター2級以上の検定試験における、外国語(フランス語)の試験が免除合格になります。
 そもそも当検定試験の外国語は、語学の能力を問うものではありません。アンティークの品に触れるにあたって、例えばカタログで記載されている言葉は、アンティーク界ではどういう意味なのか、そんなことがわかっていればよいのです。
 

 アンスティチュ・フランセ東京は、飯田橋駅から徒歩7分ほど、市ヶ谷駅からも歩けます。
 やや上り坂に位置していますが、中はフランス村。
 レストラン「ラ・ブラスリー」やカフェ、フランス語の書店、図書館メディアテークや、映画上映のためのホールもあり、建築物もユニークです。
 

 アンティークの講座は木曜日の14:30~16:30に開かれています。
 秋学期の申し込みは、10/15(木)ですが、夏学期は早々に満席となりましたので、お早めにお申込みください。
 

 なお、このアンスティチュ・フランセ東京にて、10/3(土)~10/4(日)の2日間、「フランス蚤の市」が開催されます。
 入場無料、パリのクリニャンクールやヴァンヴの蚤の市の光景が、学院内に広げられます!
 

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