日別アーカイブ: 2019年9月1日

第4回アンティーク検定講習・3級

まだまだ残暑が厳しい東京ですが、8/31-9/1と2日間に渡って第4回アンティーク検定講習が行われました。
 
年に1度の検定試験の日程が合わない方、試験で緊張するより、講習でリラックスしながら学んでいきたい方、確実にディプロマを取りたい方、せっかくなので基礎から学んでみたい方、他の講習参加者とも懇親を深めたい方・・・みなさん受講理由はさまざまです。
 
今回の受講生は7名、うち2名は外国籍の方でした。でもお二人とも日本語での講習は全く問題ないばかりかかなり専門性の高い知識を有しています。日本人受講生も負けてはおらず、古物商を営んでいる方、膨大なカップ&ソーサーのコレクションをされている方、美術検定の最上級資格を持っている方、みなさんモチベーションの高い方達ばかり。
 
第1日目は、「アンティーク」の定義、その意味、類似した言葉の使い方、そして西洋美術史を基本とし、家具様式や服飾・宝飾様式などを学びました。
 

2日目は陶磁器とガラスについて。その種類、歴史、見分け方、特徴、評価額をざっとパノラマ的に。
 
そして見学は「みんなのミュシャ」展。日本でなぜ何度も手を替え品を替えミュシャ展が開催されるのか、ミュシャ財団の所蔵品にどのようなものがあるのか、ミュシャから影響を受けた日本の漫画家たちの作品までもを含めた「みんなの」ミュシャ。会場は会期終了間近との日曜午後とあってかなり混んでいましたが、充実した展覧会だったと思います。
 

 

2日間の集中講習の最後は、カフェ・ドゥ・マゴでアフタヌーン・ティと共にいよいよディプロマ授与。全員全単位を取得、無事ディプロムが授与されました。
 

受講生のみなさま、2日間お疲れ様でした。
 
次回の第5回アンティーク検定講習は、2020年1月を予定しています。