オークションというもの

 オークション会社の人から見たらたまったものではないでしょうが、美術工芸品を間近で見たい、と思ったら、オークション会場に足を運ぶことです。もっとも日本では、招待状がないと入れなかったり、業者さんに限っていたり、よほどの度胸がないと入りづらかかったり、ということがありますが、欧米では、市民が気軽に街のオークションハウスを訪れます。
 

 下見会、内覧会と謳っているときは、基本その商品をじっくり手にとって見て、状態をすべて納得した上で入札してもらうために行われるものですから、あらゆる情報を与えるように設定されています。
 

 そうは言っても、よいこと(有名人の来歴など)は比較的目立つように書いてあっても、悪いこと(瑕疵など)は、時として書かれていないこともあります。しかし、目の利く人であれば、落札予想価格から、状態や、たとえば年代的に修復されているのが当たり前の作品であるとか、熱処理をしていないわけがない石だとか、そういったことは暗黙の了解になっていますし、聞けば普通は正直にスタッフが教えてくれます。
 

 出品者にとっても、オークション会社にとっても、競争相手がいればいるだけ価格は上がりますから、なるべく多くの「潜在的入札者」がいる場所で開催しようとします。たとえば、現代アートならアメリカ、宝石や時計ならスイスや香港、というように・・・。
 

宝石のオークションの下見会

宝石のオークションの下見会


 

 残念ながら日本は、かろうじて先進国ではありますが、一般に美術品を買う人が少ないのか、世界的なオークションが開催されることは稀です。しかしながら、日本で価格を保っている近代作家の作品などは、やはり日本のオークションでよく見かけます。
 

 また、オークションが行われる場所によって、値段が異なってくるのも、よくある話。その地域にたくさんコレクターがいれば、当然その地域での価格は上昇します。
 

 それならは、すべてその地域で行えばよいのではないか、と思いがちですが、欧米の街のオークションハウスには、たとえば出品者の遺族がまとめて放出したありとあらゆるジャンルのものがあり、1点2点だけを特別なジャンルのオークションに出すまでもない、ということがあるのです。その場合、お宝であっても、まとめたジャンルのオークションではない場合、テキトーな値段で落札されてしまう、といったこともよくあります。
 

 オークション会社、というと、有名な会社の名前ばかりが頭に浮かぶ人も多いでしょうが、街のオークションでは何千円、といった金額で落札されるオークションも普通に行われているのです。
 

 当協会の6月の海外研修では、オークションハウスの見学が入っています。パリ・ドルーオー会館は、16のオークションルームがあり、日曜日以外は毎日、下見会かオークションが開催されていて、誰でも気軽に(最近は荷物検査がされているようですが)入ることができます。その日はどんなものが出ているのか・・・楽しみですね。
 
 

5月のAEAOサロン倶楽部は、KO-MINKA国彩館で!

 AEAOサロン倶楽部、2月〜4月までは、6月の海外研修で見学する訪問地に焦点を当てたテーマにて行いましたが、いよいよ第4回アンティーク検定に向けての勉強会を開催致します。
 

 5月のサロンの会場が、ちょっと面白いスペースですので、ご紹介。
 

 最近「古民家再生」が巷で流行っていますが、その名も『CO-MINKA 国彩館』、東京都文京区にあります。ヨーロッパでいうところの、「中世の街並みにあるような、入りくんだ路地を抜けて」いくと、ポツリと古い建物が。でも不思議と周りと調和していて、近くには小さな教会も。
 

 おそらく昭和初期の建物だったのでしょうか、古民家なのですが、お客様を迎えるスペースだったと思われる応接間の「洋室」があります。天井が高く、メンテナンスは行き届いていますが、当時の雰囲気を上手に再現した内装で、なんだか落ち着きます。
 

 こちらの『CO-MINKA 国彩館』では、アナログ・レコードのコンサートやライブ、ワークショップなど様々な文化的・国際的な交流が行われているようです。
 

 わたくしどものAEAOサロン倶楽部での使用にも、アンティークの世界の普及ということで、相通じるものがあったのでしょうか、心よく応じてくださいました。
 

 アンティークも古民家も、「古いものを捨ててしまわずに、大切に、そして魅力を最大限引き出して活かしていこう」のスタンスですから!!
 

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アンティーク・デミタスカップにみるジャポニスム

 3/5(土)に、ジャポニスム振興会東京サロンにて、特別企画『アンティーク・デミタスカップにみるジャポニスム』〜村上和美コレクションで愉しむ茶会〜が開かれました。
 

 アンティーク検定試験の監修を務める、岡部昌幸先生の基調講演、そして村上和美さんのコレクションされているデミタスカップに関しての説明をしていただいた後、好みのカップでコーヒーを頂く、という午後のひとときでした。
 

 村上さんが蒐集されたデミタスカップは1400点を超えているのだそうで、1客ずつ、時代も国も形も違った、愛らしいデミタスカップのコレクションは、国内最大級。今回は、その中でもジャポニスムの影響を受けたカップが、ズラリと会場に並びました。
 
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 こちらは、わたしが頂いたデミタスカップ、コールポート窯のものです。
鮮やかなローズの色と金彩が、とても上品で、こんなカップでコーヒーを頂いていると、春の到来を待ちわびる気持ちになりました。
 
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アンティーク検定・対策講座のご紹介 〜目黒学園カルチャースクール〜

 アンティーク検定対策講座の1つ、目黒学園カルチャースクールのご紹介です。
 
 
【4月期の講座:月曜日 19:00〜21:15】
 

4月4日(月)
西洋装飾美術の様式の変遷 ~建築と家具と工芸品と~
 

4月18日(月)
西洋茶道具&西洋酒器 ~デミタスカップからリキュールグラスまで~
 

5月6日(月)
アール・ヌーヴォーとアール・デコ~世紀末から20世紀のスタイル~
 

6月20日(月)
第4回アンティーク検定直前対策「これだけは憶えておく!」
 
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 目黒学園カルチャースクールの授業は、夜。お勤めをしている方を対象に、19時開講としています。今学期は4回のため、1回当たりの授業時間は長めですが、途中で休憩をはさみます。
 

 昼間、お仕事をしている方にとって、夜にどこかに移動して勉強をするのはなかなか体力も気力も大変なもの、しかし敢えて月曜日に開講していることで、週の最初なら頑張れる、という方が多いのも事実です。また、このスクールはJR目黒駅、東急目黒線、東京メトロ南北線の目黒駅からすぐ、という、非常に便利な立地です。
 

 毎回、誰かがお仕事の都合で遅れたりしますが、大丈夫、全く問題ありません!また時には、受講生のみなさんで終了後にお茶や食事をしながら、コレクション談義、旅行談義などをし、仲良く楽しく、行っています。また、他のスクールに比べて、男性率が高いのも、夜の授業ならではでしょうか。
  
 最後の授業は、いよいよ第4回アンティーク検定に向けての、直前対策講座。その週の日曜日が検定試験ですから、もうこの時点では、あとは記憶の引き出しを開ける練習を重ねるのみです!
  
 はじめてアンティークの講座を受講する方も、大歓迎です。
  
 お申し込み、お問い合せは、直接目黒学園カルチャースクールへ。
 

アンティーク検定・対策講座のご紹介 〜よみうりカルチャー恵比寿センター〜

 アンティーク検定対策講座の1つ、よみうりカルチャー恵比寿センターのご紹介です。
 

 4月期の講座:第1・3金曜日 13:00〜14:30
 

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 4/ 1 アンティークの西洋茶道具
 4/15 オブジェ・ド・ヴィトリン~アンティークの小物~
 5/ 6 ウィリアム・モリスの時代
 5/20 ベル・エポック時代のアンティーク
 6/ 3 アトリエ:アンティークお宝鑑定会
 6/17 第4回アンティーク検定直前対策「これだけは憶えておく!」
 

 今学期は、ウィリアム・モリスの時代、ベル・エポックの時代を中心に、西洋茶道具、そしてアンティークのさまざまな小物についてのお話です。
 

 お宝鑑定会では、実際のアンティークのお値段、市場というものを勉強しながら、受講生のみなさんのコレクション、戦利品を持ち寄って、あれやこれや鑑定のツボを学びます。
 

 最後の授業は、いよいよ第4回アンティーク検定に向けての、直前対策講座。
もうこの時点では、問題は出来上がっているので、かなり際どいポイントが聞けるかもしれません!?
 

 はじめてアンティークの講座を受講する方も、大歓迎です。
 

 お申し込み、お問い合せは、よみうりカルチャー恵比寿センター
 

 よみうりカルチャー恵比寿は、JR恵比寿駅ビル、アトレ内にあり、交通アクセスは抜群!
 アトレには有隣堂書店&スターバックスも入っていて、有隣堂の本をスタバで読む事も出来ます。
 
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 春にはアトレ新館もオープン、ますますお洒落な恵比寿が便利になっていきますね。